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新評論の社長

お昼過ぎに、めえさんに連れられてその人はやって来た。
「新評論」という出版社の社長で、武市 一幸さんという。
玄関を入るなり「ほう・・すごいなあ!」と言われた。
たぶん・・・気に入らなかったら、はっきりとそう言われたであろう、そういう雰囲気の人だ。
トモト母さんとウネもやって来て、「今の世の中が、何を勘違いしているのか」をさんざん話す。
武市さんはスウェーデンやフィンランドの美術・芸術・教育・文化の本をたくさん出されていると言う。
「そりゃあ・・・残念ながら、向こうの連中のほうが文化的には成熟している」
今の日本人には「ライブ感」が足りないと言われる。
「本を買っても最後まで読み通す人は、ほとんどいない。それだと読んだとは言わないし、
 その本のことを人にも言わない。だから今、本は売れない。
 本を全部読むと、人って嬉しくて、自慢したくて、その本のことを語るんですよ。
 ところが・・・いい本を、全部読める人がいなくなってきている。
 私は人に言うんですよ。本、読んだか?映画見に行ったか?舞台を見に行けよ、って。
 パソコンは便利だけど、『数行のバーチャル』だけになってしまって・・・
 映画館にも舞台にも、その『匂い』があるのに、それを嗅ぎに行く人がいない。
 それじゃあだめだ。『その本質』を、きちんと伝え続けなければならない」

・・・こんな考え方で・・・まだ潰れないで仕事をやっている人が、私以外にもいるんだ!
なんだか嬉しくなってしまったねえ。
「似たもの同志」は伝わるようで、武市さんはすぐに山口県へ行かなくてはならないのに、
時間を忘れて、危うく新幹線に乗り遅れそうになった。
「春にもう一度来ます。今度は時間をたっぷりと取って」
いいですねえ、大歓迎だ。本作りに、いいアドバイスがたくさんもらえそうだ。
すごい人と知り合いになれたものだ。
けれど、春は忙しくなりそうだねえ。
康太や真子の入学式。ウネが「長野に行って、藤井さんや鈴木さんに会いに行きましょう」という。
そう、あの人にも会いたい、この人の顔もみたい。
全部は出来ないけれど、出来るだけ動き回りたいね。春が楽しみだ。

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