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数Ⅱ・Bはパニックか?

センターテスト会場で、康太の隣の席には幼馴染みがいた。
自宅が裏隣りで、高校は桃山自然科学へ行き、大学は医学部志望。
数Ⅱ・Bを解き終えたとき、「全然わからんかった・・・」と、がっくりとうなだれたと言う。
康太も悪戦苦闘したらしい。どんな問題だったのだろう?
大問1は対数方程式と三角関数。例年なら楽勝だが、三角関数がやけに難しい。
コサインをサインに変換して、うちの教室で言う「鋭角表示」してから考察するのだが、
制限範囲を越えるか越えないかで細工をせねばならず、理論も途中から「山勘」となる。
私はある程度「検証」しながら解いたが、この問題だけで1時間かかった。
いつもは確実に解けるところでこれだと、生徒は「パニック」になる。
康太はこれを後回しにして第2問の微分・積分に向かった。
これは題材こそ「接線」で簡単だが、係数がややこしく、計算が「うざい」!
最後の面積は「3の10乗分の2の4乗」などと言う「ひどい」値になるのだが、
時間内にたどり着けたのはどれほどいるのだろう?
第3問の「数列」は、私の知る限り、初めて「漸化式」が登場した。
しかも二つの数列の「和から一般項」を求めるもので、生徒はほとんど「なじみ」がないところだ。
第4問の「ベクトル」は、「空間ベクトル」自体がいやらしいのに、
最初の設定をややこしく書いている。
条件をきちんと把握していればずいぶん計算を「はしょれる」のだが、気がつくかどうか。
実際には「言われるままに計算」するだけなのだが、康太でも「図形的な意味」を考え、
相当に複雑な図を書いて解いていた。
「何を計算するのか」を読み切った生徒は少ないだろう。
そう言う訳で、難易度的に実質の満点は70点ほどで、さらに時間的に半分しか解けないとすれば、
平均点は35点から40点ほどになるのではないだろうか?
本当にそうなれば・・・10数年ぶりの「大パニック」になるはずだ。
医学部志望の幼馴染みが「泣きださんばかり」にガックリしたのもうなづける。
けれど・・・本当には、そんなに落ち込まなくてもいいんだけどね。
だって「み~んな出来なかった」んだから。数Ⅱ・Bでは「差がなかった」と思えばいいんだ。
康太は英語189点・国語171点、地理は難しかったようで71点。
地理は90点ほどほしいところだったが、これも数Ⅱ・Bと同じで、「難しかったんだから、しゃ~ない」だ。
英語と国語は4分の1にして、合計は200点満点中161点。
ま、センターだけの評価なら「B判定」だね。これで十分だ。
高3は間もなく教室にやってくる。さて、どうだったんだろう?

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