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30周年記念本の構想

高校・大学の受験が迫り、新入生の受け入れ準備も進めなくてはならない。
今年のドラマは、まだ途中までしか仕上がっていない。
なんだかバタバタしているが、「鬼編集長」のめえさんは記念本の準備を着々と進めている。
以前お世話になった出版社の社長さんに少しだけその話をすると、
社長さんはかなり興味を示され、わざわざ東京から私に会いに来るらしい。
・・・・・・うはあ~~、話がでかくなり過ぎてるよ~~~~!
まったく・・どう言う本にしようか?少しは考えないといけないね。
イケミズ先生のアドバイスは「自分の活動の記録」だった。
活動・・・ねえ・・。何やら必死に生きてきたけれど、私はどんな活動をして来たのだろう?
生徒を育てているつもりが、育てられたのは私の方だったことが多い。
生徒と共に泣き、笑い、怒ったなあ。
基本的に・・・生徒と共に私が見たもの、その都度考えたことを記録すればいいんだろうな。
それは毎年「ドラマ」に記録しているわけだけど、初期のことは記録していないし、
ドラマにはしなかったけれど、私の記憶に強く残る生徒はかなりいる。
なぜドラマに出来なかったのか?
どうしてやることも出来ず、どうにもならず、心の中で泣くばかり・・・
そんなことがドラマに出来るはずもなく、しかし私の心には強く残っている。
何がしてやれて、何をしてやれないのか・・・何はしてはいけないのか。
そう言うことを厳しく考えさせられたからだ。
生まれながらに身体が不自由で、背中のある場所をトンと押されると呼吸が止まる。
勉強はオール1に近く、周りからはいじめられてしまう。
「この子を、どう生きさせるのか?」
さんざん考え、出来るだけその子を鍛えようともした。
どれもが「空回り」に終わるばかりで、私は自分の「無能」を呪うばかりだった。
どうしようもなく「不登校」してしまう娘も、何人かいた。
「リストカットを繰り返している」
そう聞くたびに、ありとあらゆることを考え、試みたけれど、最後はその子を通りで抱きしめて、
「もういい。生きているだけでいいんだ。もう泣かないで、今日はお帰り」
見ていた人たちには「感動の場面」だったらしいが、完全なる私の「敗北」だった。
私は何も出来ない自分を情けなく思うばかりだった。
しかしそういう「敗北」の中でこそ、私の思想は育って行ったのかもしれない。
普段は忘れている、そう言う「敗北」をこそ、きちんと記録に残そうと思う。
私がやっているのは、今でも、そう言うことばかりなのだから。
そういう記録の中で「人が育つこととは」を、さらに考えてみたいと思っている。

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