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進め方の濃淡

中1は夏の授業などで学校よりもかなり先行していたのだが、
この1ヶ月弱であっという間に追い越された。来週には期末テストだ。
これはどの学年でも同じことで、わかってはいるが、それにしても速い・・・・・
中学・高校の進め方と私の進め方にずいぶん違いがあるのだ。
私は「基礎演算・理論」に4割、「テクニカル」に2割、「応用」に4割で進めている。
中学・高校では「基礎演算」3割、「テクニカル」7割、「応用」ほぼ0、になっている。
中1の進め方がわかりやすい。
学校では「文字式の約束」をすごくゆっくりとやる。その割に問題数は少ない。
たくさん問題をやって、「だからあ!ここはこういう約束だろ!」とやった方がいいと思うが。
そして「方程式の解き方」を少しやって、次は「比例・反比例」へ進んでいる。
ちょ~と待ったあ~~!「方程式の文章題・応用」が飛ばされるのだ。
そのために私の授業が学校に追い越されてしまう。まるで、
「文字式の約束と方程式の解き方は教えたから、文章題はその組み合わせだから、自分でやってね」
とでも言っているようだ。
「学校で文章題、教わったのか?」
「なんかやってたような・・・すぐに終わったので、やったかどうか、覚えてません・・・」
このスタイルは高校でも基本は同じだ。
高2の「数列」「微分・積分」は復習・まとめ・発展の総合的な単元で、
私は自分でも飽きるほど時間をかけるが、学校だとやはり「あっという間」に終わる。
「基礎は教えたから、応用は自分でやってね」は「極めて出来る子」にはまだいいが、
圧倒的多数の「普通の子」には出来ないし、学び方も定着しない。
「応用の中に、基本がどのように織り込まれているのか」を考察することが大切で、
それをたくさん繰り返すことで、初めて基本も納得されるし、
それを見つける作業こそが「学び方」そのものだと思う。
「出来ない子」と言うのは、勉強不足と言うこともあるが、それだけではない。
同じように真面目にノートをとっていても、覗き込んで見ると違いがある。
「納得」がなく知識がつなぎ合わせられることが無ければ、真っすぐな線すら引けない。
正方形が描けない。ノートを整理することも出来ない。何が書いてあるのか分からない。
「整理の仕方=学び方」の部分がわからないのだ。
そういうことが私にはよくわかる。高校時代の私が!そういう生徒だったからだ。
ただ、だからと言って、学校や教師に恨み言を言うつもりは微塵もない。
そういう子を「育てる」のは誰にとっても難しいし、今の学校システムでは不可能とも思える。
16人もいて「ぎゅうぎゅう詰め」の中2のクラスだが、「学び」はすさまじく伸びている。
昨日は「平行と角」「図形の証明」の試験範囲を復習したが、すごく定着している。
しかし・・・・・中には「平行線の性質」すら忘れている子もいる。
それを恐れて繰り返しながら進めてきたが、どうしてもつながりの中で納得できないのだ。
私も焦るから「誰かに毎日特別補講させようか」と思うこともあるが、
それをやってもほとんど効果が無いことは、経験で知ってしまっている。
時間をかけて、次の単元でも「その中の基本」を繰り返し指摘し、成長を待つしかない。
「まだわからないか・・・・そうかあ・・・・」
私にだって、そういうことはたくさんある毎日だ。

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