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受験の作戦

受験生の進路先を決めるのはとても難しい。
高校受験だと中学生に「その高校の実態」などわかるはずもなく、
「制服が可愛い」「いい学校と言う“うわさ”を聞いた」などで決める。
私には高校や大学の「ブランド志向」はまったくなく、
「入学する実力はあるか?」「入学後、ついていけるのか?」「家に金はあるのか?」
などを考えてアドバイスする。
実力を顧みず「あこがれ」だけで言われても「そりゃあ、無理だろ」と言うしかないし、
高校の実態とかけ離れた「うわさ」はたくさん流れている。
中学生の場合各教科の深さが知れているため、「暗記と器用さ」で点数を揃える子がかなりいる。
たいていの人はそれを「実力・賢さ」と思っているが、かなり違う場合が多い。
高校からは「学びの方向性」が圧倒的にその子の実力を決定し、伸ばすものとなる。
それがわかっておらず、高校で潰れる子は昔からたくさん見てきたではないか。
私が最も警戒するのは、「ブランド高」でつぶされることだ。
莵道高校あたりでつぶされても「どうってことない」が、ブランド高でつぶされると、
たとえば数学を「恐怖」するようになり、数字がさわれなくなる子もいる。
さんざん「そう言う子がブランド高にはものすごく多い」とここで言っているが、誰も聞いてくれない。
そうやってつぶされても「ブランド高のプライド」が残っていたりすると、もう最悪。
龍谷大学あたりへでも行けばいいのに、「プライド」が邪魔をして、そうはさせない。
「へ?そこなら龍谷の方がいいぜ」という、関東の大学へ行ったりしてしまう。
「関東だと、皆よく知らないから」と言うことだけど、私には「不幸」としか思えない。
そういうことを全部踏まえて、出来るだけ「賢い子が集まる」学校へ行くがいい。
賢い子が多いほど学校生活が楽しいことは、残念ながら事実だ。
大学選びとなると、「将来の職業」にも直結するから、より慎重になる。
決定には「浪人してもいいのか、浪人は絶対にしないのか」で大きく左右される。
私立大学だとたくさん受けようと思えばいくらでも受けられるけれど、受験料が高い。
私立大学が同じ学部を5~6回受けられるようにしているのは「受験料狙い」もある。
すぐに「億単位」の金になるから、重要な資金集めになる。
「コウヘイが、これを全部受けたら・・40万円ほどになるよ・・・」
そう言って横山が「めまい」を起こしそうになっていたが、仕方ない。
しかも大学によっては5回の入試をやると、4回目まではあまり合格させず、
最後の5回目で数を揃えるところもある。1回目で合格させると、あとの4回を受けてくれないから。
「えげつない」けれど、それが私立大学だから、仕方ない。
国立大学は前期・中期・後期と、三つまでしか受けられないから、かなり難しい。
「絶対に浪人しない」生徒の典型的なパターンでは、
「前期・京都大学、中期・大阪府立、後期・滋賀県立大」と言うのもある。
京大と滋賀県立では「ものすごい差」があるけど、「浪人しない」のなら、そう言う受け方になる。
基本的には「あこがれ・記念受験」は避けたい。
なるべく前期で決めないと、「地獄の期間」が長引くからだ。
実力、将来を見極めるのはとても大変だが、康太はわりと簡単。たぶん1回しか受験しない。
センターから前期まで1ヶ月もあるから「外の空気を吸いに」私立を受けるかもしれないけれど、
私立には絶対に行かないからお金は払わない。
そして中期・後期の大学には行きたいところが無い。願書は出さない予定だ。
「何としても前期で合格」と、康太も腹を決めている。
聞いたこともない受験だけど、たぶんそうなるのだろう。
何にしても、受験は「しんどい」ものだ。

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