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理転

日曜日、康太は「マーク模試」で朝から同志社大学へ出かけて行った。
7科目を夜8時までかかってやる。最後の数学・理科は休みなしだ。
よく体力・精神力が持つものだねえ。
真子は午前中に嵯峨野高校の入試説明会。
そんなものは女房に行かせるのだが、土曜に女房が「ぎっくり腰」になった。
歩くのが不安で、私が行くことになった。JRを乗り継いで太秦駅へ。
意外とすぐだねえ。これだと莵道高校まで羽戸山の長~い坂を登るより速くて楽かも。
太秦の駅は「田舎の駅」だが、周辺は思ったより田舎でもなかった。
「ちょっと前までは畑だったに違いない」ところに家が建ち並び、
「きっと農道だったはず」の道を歩いて5分、そこが嵯峨野高校だった。
小さな校門を入ると、校庭でテニス部が練習している。
説明会は2度目の真子が「前も練習してた」と言う。
校舎に入ると巨大な下駄箱の群れがあり、上履きに履き替えて階段を上る。
なんてでかい校舎なんだ・・・私の頃の学校なんてどこもが「マッチ箱」であり、
自分の位置なんてすぐわかったが、廊下を曲がるうちにさっぱり分からなくなった。
案内に高校生が立っているが、それがいなかったら確実に迷子になるだろう。
たくさんの生徒と親が来ており、前回よりも多いようだ。
椅子に小さなテーブルがくっついたものに縦に並んで座っていく。狭くて身動きできない。
9時半からの1時間は学校の説明。「いかに嵯峨野高校が素晴らしいか」で、ま、どこでも同じだろう。
10時半から1時間は「入試問題解説」で、これがその日のメインだ。
英語も国語も問題量が多く、とても50分では全部は出来ないが、
「特に難問はありません」と、どちらの先生も強調する。極め付きは数学。
「これは7角形なんだから、自分で描いて数えればいいだけですね。
 これは2乗数の和が13だから4と9しかないわけで、中身は2と3だし、
 式の形を見ればマイナスはないし、簡単な連立方程式になりますよね・・・」
そりゃあ・・・全部「その通り」だけど、「自分で描く」「式の形を判断する」がとても難しく、
どれも高校2年生にやらせた方が「いい問題」になるだろう。中学生にやらせるのは無理がある。
「こんなに簡単なのに、英語と国語の平均点は50点台なのに、
 数学は30点台・・・ちょっとショックです」
面白い先生なのだが、「意識のずれ」はあるように思う。
私がその問題を見れば「面白さ」もわかるけど、中学生にわかるわけがない。
1時間の解説で、自分の息子や娘が「どれほど大変なことをやらされるのか」を、わかった親はいないだろう。
真子は文系の「国際文化」を希望していたが、帰り道で、
「自然科学が面白そう。行ったら授業についていけるかな?」
なんだって!?すごいことを言い出すなあ。入学の難易度も上がっちゃうぜ。
文系だと「絶対」だけど、自然科学だと「万が一」の可能性が出てくる。
真子にも「数Ⅲや物理」をやらせるのかあ・・・気が重くなるけどねえ・・。
けれどあの説明を聞けば理系が楽しそうに思えるし、実際に楽しいし・・・。
ま、いいか。落っこちれば莵道に行けばいいし。
文系だから真子にちょうどいいと思っていたけど、自然科学だと少し大変だな。
「そこは勉強する」と言うので、しょうがない、理転して受けてみるか。
ずいぶん「重荷」な入試説明会になってしまった。

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