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恐い存在

全日本バレーのセッター竹下選手、33歳。
私の若い頃のスポーツ選手は25歳あたりで限界だったのに、ずいぶん寿命が延びたものだ。
どのスポーツでも寿命は延びているが、考え方や身体のケア、用具の進歩などが大きいのだろう。
しかし竹下選手はあの小さな身体だ、無理もしただろうし、かなりガタも来てるだろうな。
かつてはチームの主将も務めたが、今はその役を後輩に譲っている。
だが実質的にはチームのまとめ役であり、相談役であり、試合の指示を出す「恐い存在」でもある。
「今のチームは若手主体。爆発力はありますが、もろいところもたくさんある。
 私のような年長者が司令塔として、恐い存在でなければなりません」
そうだよね。昔からスポーツの世界には恐い存在がいたし、
先輩・コーチ・監督なんて「恐がられて、嫌われて、なんぼ」の存在だったよねえ。
だって、そういう存在がいないとまとまらないし、勝てないもの。それが現実だ。
今の政治と教育はその典型だけど、まったくバラバラでまとまりがない。
政治家に恐い人がいなくなった。恐い先生って、いる?いなくなったよね。
「仲良く、楽しくやる」は理想だし、まったくその通りだ。けれど「力」は弱くなる。
「温泉卓球」の楽しさばかりを追求する世の中になったけれど、
それは世界選手権・決勝の楽しさにははるか及ばない。
すさまじい厳しさの上に立つ楽しさの方がより大きいのだが、その「厳しさ」が嫌われる。
世の中が豊かになって厳しさが無くても生きて行けるかのようだが、それは錯覚だ。
だって世の中は基本的に生存競争をしているし、生きること自体に、
厳しさから逃れることは出来ない。
ならば「そういうものだ」と覚悟を決めて、自らを鍛えなくては仕方がないではないか。
私も竹下選手と同様、「恐くて、嫌いな先生」であって、一向にかまわない。

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