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実感する確率

5つの解答候補の中に1つの正解がある、いわゆる「5択」なら、でたらめにやっても5分の1、
すなわち2割が正解する。100点満点ならでたらめにやっても20点が取れるわけだ。
理論的にはそうだが、本当かな?受験生で「実践」してみる奴など誰もいまい。
そんな確率ならだれでも出来るが、高校生がやらされる確率はとてもややこしい。
「まず赤の箱から1枚のカードを引き、偶数ならああして、こうする。
 それが奇数なら青の箱からカードを引き、こうして、ああする。
 すると、こういう場合の確率はいくつで、その平均値はどれほどか?」
そのゲームに何の意味があるんだ!と怒鳴りたくなるが、やらなければしょうがない。
場合の数を求めて割り算するだけのことだが、この数が整数だから始末に悪い。
考え違いをしてもきちんと数は出てくる。120だとか、350だとか・・・
全部答えたのに最初の数を勘違いしていたために全部×、ということはよくある。
高1はテキストの問題で、高3は入試問題で、どれほど×を修正するかが上達法だ。
一定の理解量を超えてしまうと面白くなるのだが、それまでは拷問に近いだろう。
ミツヨシなんか満面の笑みを浮かべ「毎度のことで」とやり直すし、
ダイスケなどは「一大事だ」みたいな顔でやりなおす。

昨日の「センター数学」から、理系のケンタとユウカも参加し始めた。
「実践問題」を始めており、はっきりと「試験問題に慣れる」ためだ。
普段は数Ⅲまでの理系の入試問題を解いているのだが、センターテストは「独特」で、
やはり慣れも必要なんだね。
確率の問題をやらせてみると、やはり二人とも文系の子より正確で速い。
そろそろ模試でも結果を出させないとね。

ユウカが「マーク模試」のデータを持ってきて、何かと言い訳をする。
社会は「現代社会」の問題を解いてマークしたのに、選択欄の「政治経済」にマークしてしまった。
問題が違うのだからでたらめなマークになったのに、100点中20点。
康太に聞くと「社会は3択から6択までバラバラだけど、平均して5択」とのこと。
・・・ユウカは確率論的には「正解」を出していたのだ。
隣のミクは「世界史」を考え抜いて答えたのに、ほぼ同じ得点・・・
ニンマリと照れ笑いしながら小さくなる・・・
受験生としては頭が痛いが、人間的にはこういう子らが嫌いではない。
塾長としては、困ったものである。

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