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数学じゃないものを学ぶ

中3の成績表が出そろった。15人中4人がオール5。へえ~、すごいね・・・
数学だけで言うと、7人が5で、また7人が4で、3が1人だけ。
サチエ・タイチ・カンタローの京教組は3人とも4だが、実質は5の力だ。
公立中の1学期の成績は5教科だけだが、京教は9教科。
3人ともざっと4ばかりだが、サチエは国語と美術が5だ。
「サチエの数学力を支えているのは、国語と美術センスではないか?」
そう思っていたが、ぴったりと当てはまっている。

昨日も書いたが、中学の成績は必ずしもその力を示してはいない。
それはわかっていても、リョウとミツハの数学5には驚かされた。
もちろん2人ともすごく良くなってきてはいるが、まだ5の力はない。
と言うより「数学の5だけを目指して」いたら、中学時代にこの2人が5になることはなかっただろう。
他の生徒と同様にこの2人も私から散々怒鳴られたが、「数学が出来なくて」怒鳴られたことは1度もない。
「数学じゃないこと」で怒鳴られている。
「遅刻すんじゃねえ、バカ者」「話はちゃんと聴け、どアホウ」「親を困らすんじゃねえ!」
「朝飯はしっかり食うんだ」「勉強はしなくちゃなんねえ。理由はない」
そこには数学などまるで顔を出さないのだ。
そしてこの2人もまた、私からそんな「数学じゃないもの」を学びつつあったのだろう。
ミツハやリョウのようなタイプは特に、そのような学びでないと学力は伸びない。
と言うか、学びとは本来そうあるべきなのだろう。
「数学のことしか語らない教師や、数学だけを聞きに来る生徒」
今の学校や塾は圧倒的にそう言うことになっているが、それも「教育を壊す」要因になっている。

リョウもミツハも・・・いいや、ゲンキもマナもミツヨシも、数学が5だとは思えない。
けれどこの子達は「数学ではないもの」を学び、この成績になっている。
だからこそそれは、やがては本物の力となる。
「何でもいいから、とにかく5を」と言う親や生徒には、生涯理解できない力かもしれない。
学ぶべきは教科そのものではなく、「その向こう側」に隠れているものだと、特に最近は強く思っている。

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