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なじんでくる

休み明けも2週目となり、ようやく身体がなじんできた。
体力と気力はセットのものだね。身体がだるくて頭がぼんやりすると、気力もわいてこない。
体力・気力が充実してくると、授業もよくなってくる。
小5の2回目の授業は、2の倍数・5の倍数・9の倍数の見分け方。
偶数や5の倍数は簡単だけど、ある数字を見て「9で割り切れる」と見分けるのは難しい。
本当に理解出来るのはもう少し後だろうけれど、タイル図をふんだんに使い、
「なんとなく」わかった気にさせ、「法則」を覚えさせる。
「そ、そうなん!」皆びっくりした顔をして作業を進めていく。
素直に「数の不思議」に驚く様は・・・いいねえ~!

高1は三角比も終盤。
理論そのものより「扱う数式」が複雑になってくるのだが、これも、なじむしかない。
全員の意識レベルが高まっているが、クニカズなんかも相当によくなってきた。
中学時代は「学ぶこと」がどういうことかわからず、わかろうともせず、漂うばかり。
高校入学を機に学ぼうとするが、身体がなじんでおらず、しかし「わかっていない」
ことだけは徐々に鮮明になり、悔しくて泣いたこともあったらしい。
この時期は素晴らしい時期なのだが、扱いを間違ってはならない。
どの問題も目の前で解いてやり、説明してやると・・・あまりうまくいかない。
それは私も「経験」で学んでしまったのだ。
その時期の生徒に説明すればするほどに、形だけを目で追い、丸暗記で済ませようとする。
学びには「暗記」も重要なのだが、「理論を整理する」ことがないと、結局はダメになる。
そして・・・その整理の仕方は・・自分で学び、創り上げるしかない。
「形だけを並べる」教科書や問題集、「問題を解いてあげます」という塾・・・
それらは「学び取り、創り上げること」を奪ってしまうだけで、まったくよくない。
理論と方向性だけを示し、「そこはいい・・・それはダメだ、やり直せ」
昔からそういうことでしか人は育たないものではないか・・・
クニカズが自分の黒板を睨みつけている。目をむいて自分の解答をチェックしている。
『ここは・・これでいいだろ?そしてここは・・理論はこれでいいはずだよな・・・?』
すべてチェックしてから「先生、出来ました」「非常によろしい!」
中学時代には、そういうことが出来なかった。顔つきも、すっかり別人だ。
授業が終わってもリョウやマスミ・ミツハ達とフリースペースに居残り、
わからない問題を相談し、検討し、教えてもらったりしている。
そこにはもう、私がいてはいけない。生徒達だけの「学びの時間」なのだ。
素晴らしい雰囲気だ。その学びこそを、大切に育てたい。

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