FC2ブログ

補講なんざ、してやらねえ

レオが「物理をやりたい」と言ってきたので、試しにケンタの授業に来させてみた。
それまでシュウヘイとマンツーマンだったのが二人の生徒となったのだ。
授業の後ケンタが嬉しそうに、
「次は夏の授業ですが、3時間枠で6日間やらせてください」
別に生徒が支払うお金に変化はなく、私がケンタに支払う給料が増える(泣)だけだが、問題はない。
「僕なんかが先生の代わりをしたら、生徒の力が落ちてしまうから」
と、ケンタは数学の補講こそ引き受けないが、物理では懸命に生徒に関わろうとしている。
それは私が「生徒の何を鍛えようとしているのか」を、心底「理解」しているからだ。
うちの生徒ならば「自ら学べる」ようにならなくてはならない。
現にうちの高校生は数学など「勝手に勉強」しているわけだが、
どうやったらそうなるのか、ケンタにはまだよくわからない。
・・・そりゃ、当然だわね。それをやっている私自身が「その方法」などよくわからないのだから。
「河原先生は“自信”と“確信”をもってやっているに違いない。
 そうでないと、あんな授業はこなせない」
と、人には見えるんだろうなあ~~・・・まったくそうではないですよ。
自信なんてこれっぽちもありはしない。
自信がないから予習を重ね、おっかなびっくりで取り組んでいる。
どこまで行っても教育とは、そういうものだということが、若いケンタやホリカワにはまだ分からない。
けれど「河原のやろうとしていること」はよくわかっているから、やはり予習を重ね、
「教える」ではなくて「関わろう」としているのだ。
ホリカワなど1年前の「説教事件」以来、はっきりとその方向へ迫り始めた。
その権化たる者が、実は英語の横山である。
横山は少しも「アカデミック」ではなく、「日本風の授業」をしている。
しかしその「きめ細やかさ」は素晴らしく、生徒の全人格で英語に迫らせるうまさは、
ほとんど私と同等以上と言えよう。
世間はまだ知らないけれど、受験の「点取り」だって負けさせはしませんよ。
「英語だけは、この“有名先生”に」と言う生徒は、うちの生徒にも何人かいるけれど、
横山が見ているうちの生徒にはかないませんよ。
学校のテストでは差は分からないのだろうけど、適性検査など難易度が上がるとそれは歴然とする。
70点と40点・・・くらいに差が出てしまう。
今の高2あたりからそうだけど、今年の真子の英語のすごさは、まだ誰も知らない。
考え方やとらえ方を見れば分かるのだけど、誰もそれは見ないし、模試もまだ受けてないし。
宿題に出す国語の答案を見ても、真子とミサキが突出しているのは分かっている。
真子は受けなかったがミサキが模試を受けて来て、国語は「満点」。
力を知っていた私でも、実際にそれを見ると身震いしますよ。偏差値が尋常ではない。
「うちの娘は、バカなのか・・・多少は“まし”なのか・・・・」
と不安を漏らしていたミサキ母さんも、腰を抜かしたに違いない。

私も横山・トモキ・ホリカワ・ケンタも、授業そのものはうまくもないが、
生徒に関わって「学ばせる」ことでは考えが一致し、力を惜しまない。
これほど「その方向」へ挑む講師がそろったのは初めてだと思う。
皆、力は惜しまない。けれど、甘やかしはしない。
甘やかせば甘やかすほど・・たとえば1~2回ならいいが、しょっちゅう休むので
補講を繰り返すほどに、生徒がダメになっていくのを「経験上」私は知っている。
本当なら休んでしまった授業の後でクラスのだれかに、
「どんなことをやった?ノートを見せてくれ。・・・・どういうことだ、これは?」
なんてやった方がよほど勉強になる。ただし私の2時間の授業をそうやれば、6時間ほどかかるけれど。
けれどその方が勉強になるし、逞しくなるんだけどね。いっそ1年ほど
「その授業は1回こっきり。補講などしない!いやなら休むな!」
って、宣言しようか?

朝からチハママが顔を見せた。チハルは数学で「しばき倒して」育て、今は数学科にいる。
大学2年となり、授業も難しくなってか、「人生を思い悩む時期」に差し掛かったようだ。
酒の席にでも呼びだしてまた「しばき倒して」やった方がいいのかもしれない。
弟のレオもまた「右ストレートと左フック」だけで育ててきたが、
クラブの女子部員達に取り囲まれ、ねちねちと言葉の「リンチ」を受けても耐えている。
「けれど、俺は数学は校内1位」が支えになっているのだろう。
子供を見せかけだけの「優しさ」で育てたってロクなことはない。
妹のマリアもまた!・・・・・い、いや、美人のマリアだけは、優しく育てようか・・・

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR