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教師の癒し

本と私
教師が一番癒されるのは、そりゃあ生徒が伸びてくれる時だ。
お?理解が深まったな・・・と思える時が一番うれしい。
なかなか伸びない時には、私の場合は、打ちのめされてしまう。
何が原因か、あらゆる角度から探る。説明すれば終わりという単純なものではない。
人は誰しも、見えてないものを自覚できない。見えてない、ということがわからない。
それを教師は「この子は何が見えていないのか」を探らないと指導はできない。
難しいですよ。人が見えてないものを探すんだから。
こちらからすれば、ごく初歩のことが見えてないときにはびっくりする。
4×0は0だが、4×0=4となってしまう中学生はいる。
これは4×1=4とを丸暗記していて、「倍」と言う意味を理解してないからだ。
私には4×0=0は「当たり前」なので、まさかそれがわかっていないとは思いもしない。
しかも小・中学でそういうものを直しておかないと、高校でも同じことをする。
高校生が4×0=4とやると頭を抱えるが、私が直しているのはそういうものだ。
高1の11月からやって来たユイとホノカにもそういうところは多々あり、
自身はなくなり、諦めもあるのか元気がなかった。
一つ一つ直してゆくのに何ヶ月もかかったが、ある時から目力が増した。
少しずつだが直ることによって構造がわかるようになり始めた。
ユイの場合は国語力が、本人が思う以上に優れており、自信も生まれた。
いや・・・まだ自信と言うほどではないが、「わかる」ことがうれしい。
二人ともずいぶん明るくなった。
ホノカは遠くからバスと電車を乗り継いでやって来る。
1時間ほど前にはやってきて、フリースペースで勉強する。
すぐにユイもやってきて、楽しそうに、笑いながら会話する。
生徒が楽しそうに来てくれる。それもまた、一番と言える教師の癒しだ。

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