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愉快な体験者たち

本の表紙
月曜の英語へ体験入学した二人が数学にもやってきた。
理系と文系の二人だと聞いていたので理系の子だけかと思ったら、二人ともだ。
「こんにちわ」と、どこか嬉しそうに、にこやかに入ってくる。
数学は受け入れるタイミングが難しいが、この二人は偶然よかった。
ずっと数Ⅱで数式と複素数の扱い方を練習してきたが、一区切りつけ、
まとめの「解と係数の関係」「因数定理」に入ろうとするところだったから。
月曜に「楽して点を取りたいなら、うちじゃない方がいい」と言ってあったし、
「来てやったんだから、教えろ」みたいなバカ者ならその場で追い返される。
幸い二人はそういうアホではなかった。
例題を見せながら虚数の説明をざっとする。
なぜ実数の2乗が0以上なのか、その理由は実は中1で習ったことだ。
そのうえで解と係数の関係は展開と因数分解の復習であり、
虚数自体は出てこないから、二人の力を見るのにちょうどよかった。
黒板に立たせてみると・・・計算の速い子が理系なのはすぐわかった。
しかし足し算や掛け算もすぐに間違えるし、数式もずいぶん忘れている。
文系の子は数式の扱いが恐々だが、一つ一つ基礎から思い出そうとする。
カッコの使い方などはどちらもきちんとしていた。これなら十分だ。
初めてうちに来る子はこんなにできないですよ。
説明をろくに聞けないし、黒板に立つこともできない奴もいる。
二人の説明の聞き方はとてもよかったし、学びのとらえ方もいい。
そりゃあタケルやカホの3倍くらい時間はかかるし、
数式や数字の扱いも見劣りはするけれど、今の段階では仕方がない。
タケルとカホは鍛えてるだけで、新人の二人と頭の差はほとんどないと見えた。
え?タケルは桃山自然科学だって?団栗の背比べですよ、それは。
高校入学時点の差なんて1センチの違いもない。それを重く受け止めすぎだ。
二人もそうだが、うちの生徒がよその子と違ってくるのは「質」だ。
自分のわからないことは、わかっていないのだから、自分でわかるはずもない。
そこをきちんと直してやり、修正の仕方を教えることで学びの質が良くなる。
単に「うまい説明」を聞いて、点の取り方だけを覚えるのとは根本的に違ってくる。
「質の違い」は世間にはわかりづらく、「どうせ元々できる子だろう」とすぐいうが、
うちの生徒全員が「賢い子って誰のことだ!」って文句言いますよ。
新人二人にはそのことを何度か言い、実際の授業体験も済ませてみると、
そう言うことが実感できたようで、「ぜひ続けさせてください」と言ってくれた。
質の違いがわかる聡明さは持っているようだ。うれしい。
「クラブとの兼ね合いが・・・」
ま、そこは先輩や顧問とうまく話をつけてもらう。
私は小6から高3までぎっしりで動くことはできない。
その話もうなずきながら聞いてくれた。
こんなに賢い二人なら、来てくれればとてもうれしい。さて、どうなるのだろう。

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