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努力できる天才

バンタム級のチャンピオンズトーナメントで優勝し、
世帯の頂点に立った井上選手が「プロフェッショナル」で取り上げられていた。
1年近く続く取材の冒頭で井上選手の要望がある。
「勝ったとかそんなことじゃなく、その裏側の努力、
 ここまで準備してるんだ、と言うものを撮ってください」
6歳からアマチュアボクサーの父と共に研究と努力を重ねた。
高校で史上初の7冠に輝くが、そのころはプロボクシング界が嫌いだったという。
「勝てる奴としかやらない。パフォーマンスしか見せない」
ああ、あの「団子3兄弟」のことね。私も大嫌いだ。
「常に強い相手を求め、勝ち負けのわからないところでぶつかり、
 ボクシングそのものを見せたい。観客を熱狂させるボクシングがしたい」
まあ、プロだからこそ「勝てる奴としかやらない」もアリなのだろうが、
まだ26歳の若者の言動には、確かに血が沸く思いがする。
自分のことを天才だなんて、少しも思っていない。
「あくまで研究と努力です。負けたら、次どうやって勝つかを研究する」
いや、はたからすれば、どう見たって天才だ。
同じ研究と努力をしても、誰も井上にはなれない。
私が思う井上の天才は、努力の「方向性」にあると思う。
がむしゃらに努力するのではなく、常に状況設定を考えている。
こう来たら、こう打つ。こうなったら、こうする。それを実現するために努力する。
私が常に言う「方向性」とは、そういうことだ。
それだけの方向性と努力を、人は簡単に「天才」と言う。
うちの教室だってこれだけの努力を「できる奴しか行かない」と言われる。
方向性がぶれずに努力しているだけで、本人は自分を
「天才」とも「できる奴」だとも思っていない。
方向性が素晴らしい井上選手から、これからも目が離せない。
うちの生徒たちにも見習わせたいところだと、強く思う。

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