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知識の置き換え

勉強が苦手な子って、知識を置き換えるのが苦手な子が多い。
わかりにくいことって「ま、イワシの頭だな」なんてたとえて置き換えるのだけど、
そういうことができない。何でもそのまま棒暗記しようとする。
手を抜く子なら「おどれ!なめとんか!」と怒鳴れるが、
真面目に棒暗記しようとする子には怒鳴ることもできない。
本にも書いたように、棒暗記でも中学までは何とか乗り切れる。
ところが高校以上になると、それでは支えきれなくなる。
全部暗記しようったって、量が多すぎるからだ。
知識を置き換えられる子は全体に共通する法則を見つけ、
そこの少しだけを暗記する。それが「理解」だ。
苦手な子はその「少しだけ」を見つけることができない。
二次方程式や不等式って、二次の係数が負だととても扱いづらい。
ところがその「扱いづらさ」を認識できず、そのまま公式に当てはめて
答えの正負を間違えたり、途中で訳がわからなくなったりする。
これって・・・テレビの宣伝みたいに、
「ここがこうだろ?」 「あ!そうか!」 とはいかない。
ここがこうだろ?というところがたくさんあって、解答を進めるうちに
何を求めてそれをやっているのかわからなくなってしまう。
ここはまず、そのややこしさ、難しさを認識させなくてはならない。
そういう認識への戦いは中1から始まっている。
今日の中1は、文字式の「速さ」だ。数字と文字の違いは分数に現れる。
1時間17分を時間だけにすると1と60分の17だが、それをくっつけて書く。
ではA時間B分では?Aと60分のB時間?いいや・・・
数字の帯分数は「足し算」の意味だが、文字を帯分数にすると
「掛け算」の意味になってしまい、意味が全く違ってしまう。
分数が苦手なカナミやスローもうなケンには、ここはじっくり取り組ませたい。
「文字式って、ややこしいなあ」
それがわかれば、とりあえずOKだ。
面倒くさいが、一つ一つ創り上げていくしかない。

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