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穏やかなるカンボジア

日本からカンボジアへの直行便はなく、康太はベトナムへ飛び、
一泊してから別の飛行機でカンボジアへ入った。
ホーチミンはかなり都会だが、排気ガスで空が見えないほどバイクが多く、
なぜだか道に信号はほとんどなく、歩道でもバイクが平気で走る。
慣れてはいるんだろうが、人身事故もかなり多いらしい。
それに比べるとカンボジアはかなりな田舎で、人々も穏やかだった。
全体的に森で覆われた国で、「どこに住んでるの?」というくらいに家が目立たず、
皆外の地べたで食事をしたり、話したり、商売したりしている。
人は親切で添乗員の日本語はとてもうまく、
「日本は連休でしょ?今の旅行者は日本人ばかりだよ」
商売している人々もけっこう日本語は話せて、
「地酒もあるけど、まずくて誰も飲まないね。ビールを飲みなさい」
特に美味しくもなかったが、珍しいので康太は土産に買ってきてくれた。
アンコールワットはかなり僻地にあり、ジャングルの中から発掘された。
ジャカルタのボロブドウールと同じ発見のされ方で、大きさも同じくらい。
写真で見るよりはるかに巨大で、立派なものだという。
ほとんどの寺は東を正面にしているが、アンコールワットだけは逆になっている。
夕日を正面に受けると、よく見る金色の寺になるのだろう。
しかしそれほど巨大な寺が、どうして忘れ去られるのだろう?
日本で大阪城が森に飲み込まれて忘れ去られることなど考えられないのに。
アンコールワットの周りでは若い娘とおばあさんが、ヤシの樹液を煮詰めて
砂糖を作り、お菓子にして売っている。それも地べただ。
それも楽しいのでお土産に買ってきてくれた。
車もほとんど走らず、人々は森と共に生きている。
「ものすごく穏やかな気分になるし、また行きたい」
今回もいい旅行だったようだ。
お土産のビールは、明日のバーベキューで飲むことにしよう。

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