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中間テスト前

来週は中学の、再来週は高校の中間テストだ。教室が混み始める。
昨日の夜9時半まで勉強していたアヤカは、今朝8時半にやって来て勉強開始。
隠れた「ピアノの名手」で、毎日延べ3時間は練習で弾いているという。
「教科の学びは、きっとピアノのためになるし、自分の世界を広げてくれる」
親子でそう考え、ピアノにも教科にも正面から接している。
数学はまだピアノほど上手ではないが、その「方向性」は十分に素晴らしい。
ここまで育てばやがて、数学の中にも「糧」となるものを見つけてくれることだろう。
毎日のようにモモカが勉強しに来るようになった。
小学校のときには勉強が苦手なほうだった。
しかし「消えそうになっていた」エネルギーが、中学から少しずつ温められ、量を増し、
すごく元気になってきた。
今朝はタイチと一緒にやってきた。小柄なモモカに「連れられて」大柄なタイチがついてくる。
その構図がほほえましい。
確かにモモカの「数学のとらえ方」が変わり始めている。
暗闇の中でほのかな光を見つけた・・・そんな感じだ。
たとえば、ヘレン・ケラーが流れる水を手に受けて、初めて「ものに名がある」ことが分かった時のような感じ。
この瞬間こそ教師の喜びの時であり、教師にしか分からない醍醐味である。
テキストをいっぱいに広げ、眼を落とし、手を動かせている。
今までは「よくわからなかった」だけで、勉強が「嫌い」なわけでもなかった。
それが・・・ほんの少しだけ・・・「意味があること」が、分かりかけてきた・・・
だから毎日やって来て勉強しようとするし、苦でもなくなっているのだろう。
それを大切に育ててやり、それなりの「像」や「観」にしてやるのが教育だ。
康太・ケンタ・ユウスケ・コウヘイ・・・高校生がすごく学ぶようになるのも、
それらが育つからだ。分かってくること、見えてくること自体が楽しいから。
そういう作業は受験で「終わる」ものではない。一生続く。
一生面倒を見てやることなど出来ない。
自分で自分の面倒を見られるよう、その「礎」を、その「基礎」だけでも築いておきたい。
教育とは、そういうものだと思っている。
ソウイチロウがやってきた。ヨシタカがやって来て、何やらモモカに声をかける。
あとは静かに学び始める。
そうやってうちの生徒達は、自分で自分の「礎」を築き上げようとしている。
この雰囲気が、私は大好きだ。学校のテストも、すごく役に立っている。

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感謝

モモカの姿に本当にビックリしています。1年前の今頃は前向きに勉強する姿を想像する事もできませんでした。何があっても「モモカは大丈夫。」と言って支えて下さった河原先生に感謝の思いでいっぱいです。河原シュタイナーに入っていなくてその辺の進学塾に入っていたら…と思うと恐ろしいです。フリースペースの居心地の良さに感謝します。本当にありがとうございます。
そして河原シュタイナーを強く勧めてくれたソウイチロウ・ヒナ母に感謝の気持でいっぱいです。ありがとうございます。

Re: 感謝

お礼はまだ早いですよ。モモカの学びは、今始まったばかり。
これからいくつもの山や谷を越えてゆかねばなりません。
けれどそれは誰にとっても同じこと。この子にもしっかりと歩かせましょう。
大丈夫、きっと歩いて行けますとも。
プロフィール

河原

Author:河原
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