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思考を変える ③

思考を変えてやることに公式もマニュアルも存在しない。
一人一人が違うから、そういうのはない。
確かな観点をもって生徒を観察し、関わり方をその都度考えるしかない。
「優しく、言葉で諭す」のもいいが、それ一つだけでは無理だ。
褒める、けなす、泣かす、笑わせる、怒鳴る、場合によっては殴るのも必要になる。
教育には全部が必要なのに、辛いことを全部使えなくするから、
今の現場では教育は成立せず、学力もガタ落ちになり、
皆がよく見聞きするこういう教育現場になっている。
卒業生が塾へアルバイトに行くことはよくあるが、皆が同じことを言う。
「アホばっか。10円の値打ちもない授業。手が付けられない」
それは学力の低さもあるが、教師と生徒双方に「学びの姿勢」
がないことを言っている。どんなに言葉で飾っても、実態はそれだ。
それを正すとするなら、それは公式や単語の暗記ではない。
一つ一つの所作や動作に目を配らなくてはならない。
「すぐに直せ、すぐに成績上げろ」という人は多いが、
数週間で正せるものじゃない。年単位の時間がかかる。
しかし今の時流では何事も、それほど待つ人が少ない。
商売にならないことを塾はしない。誰もしなくなった。
だから私一人でもやり続けようとしてきた。
学力自体は個性がありまちまちでも、中3はずいぶんよくなった。
点数だけの教育で迫っていたら、どの子もここまでよくならなかっただろう。
高3は昨日も朝から教室に集まり勉強している。
休憩のおやつタイムにはよくしゃべり、よく笑うが、
ほとんどの時間は静かに勉強している。
今年の卒業生カンナ・ジュン・マミは自然とそういう風になじませることができ、
珍しく苦労は少なかった。中3は10倍ほど骨を折ってますよ。
けれど、卒業生や高3の連中みたいに持っていければ、
その次のステージへの扉は、向こうから勝手に開いてくれるものだ。
教育とは、子供を育てるとはどういうことか。
もっと多くの人が気づいてくれるまで、その道を歩き続けようと思う。

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