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学びの創生

1週空いた小6の授業は通分のまとめで、3個の分数の足し算・引き算が混じったもの。
2個でも難しいが、3個だと通分の数がなかなか見つからない。
ユヅキ・ナゴミ・ユキタカはなかなかに速い。
ヒナはゆっくりだけど、確実に自分で考え、納得して進む。理想的だ。
そして、2週間前に3時間半も通分をやらせたヨシマサはどうか?
私は単に「勉強不足」だと思っていたが、
「ひょっとしたら、本当に理解できないのかな?」と疑い始めていた。
ところがどうだ!三つの分母の最小公倍数をすぐさま見つけ、
的確に通分し、帯分数の処理も正確にこなす!!
びっくりした。母ちゃんや兄ちゃんに叱られたかどうかは知らないけど、
少なくとも相当に時間をかけて復習してきたことは間違いがない。
よかったあ~、やっぱりこの子も「理解できない子」ではなかった。
「家でもう一度やってみる」ということが出来なかっただけだ。
「うちの子、家で勉強しなくて」「この子は勉強不足ですね」
そう言うのは簡単だ。その一言で済ませてしまう。
けれど教育とは、「そこ」に「どのように働きかけるのか」だ。
その子なりの「学びの形」を、その子の中に創生してやる働きかけだ。
私はそのために、それこそ「ありとあらゆる手段」を用いる。
ヨシマサに3時間半もやらせたのは、
「こんなことは誰にでも、お前にも出来るはずだ。出来なくて、先生は怒っているぞ」
ということをこの子にはっきりと示し、この子を揺さぶってみたのだ。
他には、褒める・おだてる・脅す・だます・勘違いさせる・・・なんでもやっている。
そうやってほんの少しでも「学びを創生」してやれれば、しめたものだ。
私は25年間それしか見ていなかったことが、人とは違っていたのだろうか?
学びの創生は一人ひとり異なり、マニュアル化など出来ない。
「こうやれば、すべてうまくいくのだ」ということを、私は信用しない。
何とか学びを形作ることが出来れば、「点取り競争」でもそれほど負けなくなると思っている。
そのことはこの25年の卒業生たちが証明してくれていると思う。
「学びの創生」は一度やればそれでよいものでもない。
小6の5人全員に、何度も「自分の学び」に気付かせ、育ててやらなくてはならない。
それは大変なことだけど、だからこそ教育は面白くもあり、続けることが出来る。

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