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誰からでも学んでください

「説明がうまいというより、いつの間にか“出来るようにさせる”ところがすごい」
私への康太の評価である。
そうなのかなあ?自分ではよくわからないのだけど。

「全部“おっちゃん”に教わりたい」
ナナセの奴め、家では私のことをそう呼んでいるらしい。ガキの頃から知っているからね。
ホリカワに任せている確率論が、どうにもしっくりいかないようだ。
やっぱり私に教わる方がよくわかると言う。
そりゃあね、キャリアが違うわね。
私はこの教室だけでも25年目なんですよ。ホリカワはまだその年数すら生きてもいない。
そのキャリアの中で、私は育ててもらったんだ。
「うちの子、出来が悪くてね。誰も見てくれないから、河原、お前が見られるように修行してみろ」
そうやって子供を通わせてもらい、修業させてもらった。
辛いこと苦しいことは多く、絶望感に襲われることもしょっちゅうだった。
けれども、生徒と共に「どうやればもっとわかるようになるのだろう?」と考えるのは、それにも増して楽しかった。
生徒を育てようとすることで、実は私自身も育てられたのである。
いつの間にか25年目。そこで培われた多くのことは、マニュアル化など出来ないものばかりだ。
「もうちょっと肘を上げて~。つま先の角度はこのくらいね。はい、目線はここ!」
私の指導ってそういうものだ。頭脳と心と身体のバランスを整えているにすぎない。
整体師の仕事みたいなものだが、同じように習っても、うまい下手があるでしょ?整体師も。
ナナセみたいに鈍くさい奴ほど、私みたいな整体師に「グリグリ」やってもらわないと、もまれた気がしないのだろう。
けれど、私のように25年も育てられた在野の教師は、他にはいないんだ。
私も頑張るけれど、誰からでも学べるようにならないとね。

今週の授業もあと1日。今日が疲労のピークかな?だいぶバテてきた。

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