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指導の意味

土曜卓球教室に来ている中1の3人娘は小学3年から来ている。
週1回最初は遊ばせて、少しずつ基本を教えていった。
顔の角度、手の位置、バックスイングとフォロースルー、腰の回転、
膝の位置、足の位置とつま先の角度・・・大雑把でもそれだけある。
すぐに全部できるわけもないし、すぐに勝てるようになるわけでもない。
しかもその基本も身体の成長や強さの度合いによって微妙に変わる。
目の前の試合に「1試合だけ」勝たせようとする方法は、いくつかはある。
テスト前の「3日間特訓」などという塾がやるのと同じだ。
金をとられるだけでほとんど効果はないし、いい指導者ほどそれはやらない。
私も基本だけを徹底し、3人とも小学生の内はあまり勝てなかった。
しかし中学になって身体がしっかりしてくると、突然勝ち始める。
それぞれの基本が連動し、身体が効率よく動くようになる。
基本とはそういうものだ。やがて来る「発展の時」に備えるものだ。
3人へのこれからの指導は「考え方・とらえ方」の部分が増えてくる。
そうやって黄檗中卓球部女子は10年も京都のトップを走り続けている。
毎日2~3時間仕事のようにやっている選手に、週1回で勝つのは難しい。
けれど学年が上がるほどに、ほとんど差はなくなってくる。
そのさらに上、全国レベルとなると、そこは練習量ではなく才能を競う。
それはとんでもない世界で、京大・東大に入るより過酷な世界だ。
せめて高校生になって、自分や周りの状況を判断して飛び込むならいいが、
何も知らない小学生や中学生に「1つだけ」をやらせるのはリスクしかない。
スポーツをやるにせよ、やらないにせよ、子供はやがて世に出てゆかなくてはならない。
その時にその子が「どれだけのものを持っているか」が指導の意味だ。
私が卓球でも数学でも、やっているのは同じ指導。
数学でも中3の後半から高校終了までは「とらえ方」の指導が多くなる。
カホは入試も始まってないのに、高校からの更新登録を提出してくれた。
3人娘が毎週楽しそうに練習に来てくれるのと同じで、とてもうれしい。

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