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教師は教えてくれる

以前には高校社会の教科書がAとBに分かれていて、
「定められた単位数が足りない」とかで騒動になったり、
大学が求めるB教科の「授業が高校にない」ということがあった。
トモキなんかも教科書だけは教師にもらって、自分で独学したものだ。
今は対策が取られて、もうそういうことはないかと思っていたら、理科であった。
トオヤは工業科から発展した高校の普通科に行っており、化学の授業がない。
物理・化学・生物などに分かれているから、単位はどれかで足りるようだ。
しかしトオヤが志望する大学は、センターで物理と化学が要求される。
数学と物理では進学コースの生徒も抑えてダントツになっているはずだから、
仕方ない、化学は自分でやらせよう。参考書と問題集は教室のを渡しておいて、
「高校の理科の先生はサンプルにと、出版社から教科書をもらっているはずだから、
 あれば、もらえないかと聞いてみな。たぶんくれるよ」
トオヤが聞きに行くと、事情を聞いた先生は、
「そうか、自分で勉強したいと・・・そういうことなら、放課後なんかに、
 俺が授業して教えてあげよう。曜日と時間を決めようか」
すごい!なんてラッキーな奴だ。
まあね、教師はもともと教えるのが好きな人種だから、
熱心な生徒には教えたくなるもんなんだ。今どき珍しい生徒だからね。
しかしそれなら余計に、トオヤの方にも礼儀が必要だ。
「基本は自分で勉強するんだぞ。自分でやって、わからないとこだけ聞くようにするんだぞ」
そういう形になれば、どの教師でも身を乗り出して教えてくれるはずだ。
向学心があれば、教師はいくらでも教えてくれる。それが教育の本来の姿だ。
トオヤはこれで大きな得をする。なぜ、多くの生徒は、そうしないのだろう?

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