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オーラもどき

小5の分数も峠を越えてきたようだ。特筆すべきはユイカ。
最小公倍数をやっている頃は「得意になった」なんて言っていたが、
分数の通分に入るとよくわからなくなり、約分・帯分数など3つほど重なると
混乱して訳が分からなくなったようで、分子・分母のどちらを足すのかも
よくわからなくなったのが2週間前。
先週は宿題の答え合わせをすべてスケッチブックに取らせ、
考え方・分子と分母の役割の違い・タイル図など、1時間半の授業はそれだけで終わった。
1週間母親とノートを読み返して練習したが、あまり手ごたえがなかったという。
宿題も発表したが・・・間違えてるし・・・
仕方ないので引き算に入り、さらにタイル図で説明し、通分を確認した。
分母が2と3なら両方かければいいが、10と14、12と15だとかなり難しい。
遠山拓は素因数分解を使わせるが、一般の小学生には無理だ。
「大きいほうの倍数を先に書いていこう。14×2、14×3・・・」
何度もそういうのだが、恥ずかしいのか、それもわからないのか、できなかった。
「恥ずかしくなんかない、時間がかかってもいいんだ、しっかり最小公倍数を見つけてみろ」
きのうは・・・初めてそれを書き始めた。暗算ができないから筆算でやって・・・
見つけた!・・・次もいくつも倍数を書いて・・・見つけた!
3つほどそうやっていると、一気に暗算までできるようになり加速しだした。
私はオーラというものがどういうものかは見たことがないが、
そういう時の子供の肩や背中からあふれ出るエネルギーは何度も見ている。
肩の筋肉が少し盛り上がり、動きがリズミカルになるからわかる。
宿題では2と6の通分を12にしていたのだが、すぐに6だとわかる。
もう間違えない、「わかる、わかる、わかる!」背中が大声で叫んでいる。
何がそうさせたのかはわからないが、5回ほどの授業内容が一気につながった。
そうなると速い、速い。一番理解の深いミツキよりも先に解き終える。
やれやれ「小5の壁」は乗り越えることができたようだ。
また忘れてしまうかもしれないが、間違いなく「わかる楽しさ、喜び」を一つ知った。
それはもう簡単には崩れない。そういう喜びをいくつも重ねよう。
人が変わったように理解力が増すかもしれない。
それは・・・教師の大きな喜びだ。

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