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俺たちは天才じゃあない

自分の子供に何をやらせようと、それこそ親の自由だが、
せめて子供の成長特性くらいは知っていてもらいたいと思う。
小学1~2年生の子供って、体積の概念はまだよくわからない。
粘土を押しつぶして平たくしても体積、その量は変わらないのだが、
それくらいの子供は「量が増えた」と思うのが普通だ。
体積などという抽象概念がよくわからない時期なのだ。
そういう子に5ℓ3㎗=53㎗と教えるのはどうだろうか?
「1ℓは10㎗」を丸暗記できる子はいくらでもいるだろう。そういう問題も解けるだろう。
けれどたいてい1ℓという量の定義は知らず、変形されたらわからなくなる年齢だ。
教科書で体積が出てくるのは小5で、それは理にかなっている。
そのころになるとほとんどの子に、量という抽象概念が理解でき始めるからだ。
低学年の子供に体積の問題を解かせて喜ぶのは、親の自己満足にすぎない。
いや・・・その子が稀に見る天才なら、早期教育も意味があるのかもしれない。
テレビで見たことがありますよ、10歳で微分・積分の問題を解く「天才」を。
けれどその子のその後を聞いたことがない。
ニュートン・エジソン・ガウス・アインシュタイン・・・歴史に名を残すこれらの天才たちも、
小学校の頃は目立ちもしない普通の落ちこぼれだったという話はよく聞くが、
小学校の頃からずっと天才だったという人の話を、私は知らない。
そもそも天才には教育などいらない。ニュートンもアインシュタインも、自分で勝手に学んだ。
「○○アカデミー」の問題を解かせて喜ぶのは、バカな親のエゴに過ぎない。
俺たちはアインシュタインじゃあないから。そんな奴はどこにもいないんだから。
勉強させるのはいいことだけど、小学生には算数をやりながら、
「算数じゃないもの」を、たくさん学ばせるほうがうんといい。
まあ、そういう親には、そういうことを言ってもわからないんだろうけれど。

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