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予習時に考えること ②

予習時間が短縮できて考えることは、やはり「賢さについて」だ。
10代の子供を賢くするとはどういうことなのだろう?
教科を勉強させる意味とは何なのだろう?ものすごく考え続ける。
中間テストで30点しか取れない子を、一時的に60点にすることは簡単だ。
その単元の基本問題ばかりのプリントを大量にやらせるだけでいい。
しかしそれでその子が「賢くなる」ことは・・・まずない。
形を「なんとなく」丸暗記するばかりで、その「構造」を考えることはないからだ。
ABとBAは文字式として同じだということや、数直線と座標のX軸も同じだとか、
サインとコサインの違いだとか、そういう区別がつかない。
短期間で点数を上げるには、そういうことを考えさせる暇などないだろう。
それは「学び」とは言えないのだが、世間の「ニーズ」は圧倒的にそれであり、
塾はそのニーズに応えようとするし、いつの間にかそれこそが
「勉強すること」だと思われるようになってしまった。
学力低下するのは当然のはずだが、世間は「こんなに勉強してるのに」
なぜ学力崩壊するのか、その理由がわからないはずだ。
学力崩壊はそれほど気にしなくていいのかもしれない。
一つの建築現場でも、設計する人、デザインする人、柱や壁を作る人、
壁の左官屋さん、電気工事、水道設備をする人・・・たくさんの仕事がある。
一見「勉強できる」ことは求められないような仕事もあるが、
必ずどの仕事にも「賢さ」は求められる。
現場の一線で働く人が今の若者を見て「賢さ」が極端になくなっていることを
どの人も愚痴っているのに、なぜかマスコミは全く報道しない。
考えられないような事件もその氷山の一角だが、気づいていないのだろう。
うちの生徒たちには賢さを求める姿勢を創り上げたい。
そのためにはどういう説明をし、どういう問題をやらせればいいのだろうか?
まあ、高校へは行くのだろうが、その子に大学は必要なのだろうか?
現場に出して、そこで賢さを教わらせた方がいいのではないだろうか?
時間がある分、そんなことばかりを考えている。

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