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見送るしんどさ

義父の通夜と葬式は滞りなく進められた。
86歳という年齢もあってか親族は諦めもあって平静を取り戻していた。
康太は土曜朝7時のバスに乗る予定だったが痛恨の朝寝坊。
1日に2本しかなく、次は京都着夜9時しかない。通夜の儀式の後にやってきた。
しかし通夜儀式のしんどさに疲れていたので、よい元気の種になった。
ばあちゃんやおばさんたちはめったに合えない康太にいろいろ話を聞きたい。
康太はかなり重要な研究を任されて、すごく楽しく働いているようだ。
「残業はするな」と会社から言われているようで、5時にきちんと終わる。
あるんだね、そんな会社が。残業なしで週休2日なんて・・・
だから金曜の夜も仲間と近くへの身に出て、バスの中で寝るつもりだったのが、
つい寝坊してしまったらしい。「人生最大のミス」と言っていた。
けれど親族が一人減る中で、新たな社会人を見ることが皆を元気にしてくれる。
日曜の葬式も粛々と行われ、出棺の時に花で埋めていくときには、
最後のお別れなので、どうしても寂しくて泣いてしまう。
東山の斎場へは、私は初めて行った。意外に早く焼き終えて、皆で骨を拾う。
そのあと初七日の儀式を済ませ会食となるのだが、
皆心が疲れ果てたのか、ほとんど食べられなかった。
人を見送ることは、これほどに疲れるのだと再認識した。
康太は火曜まで休みを取ったらしい。
じいちゃんのことは心に残しながらも、新たな日々を過ごさねばならない。

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