一つのことしかできない

うちの中・高校生の授業時間は2時間で、塾としてはかなり長い。
けれど色々できるかと言うと、とんでもない。
ただ説明するだけならいくらでもできるのだろうが、
その都度生徒を黒板に立たせて、どういう風に理解したかをチェックするので、
せいぜい2~3のことしかできない。
それが小学生だと90分なので、やれるのは一つのことだけだ。
先週は体積のことをやったので、今日は1リットルの話。
1リットルの大きさが、一辺10センチの立方体だと知っている人は少ない。
ちゃんと習ってるんだけどね、すぐに忘れてしまう。
それを少しでも印象付けようと、今日は工作用紙でそれを作らせる。
なに、ただの立方体だからすぐできる。
昨日工作用紙を切って、組み立てられるように準備しておいた。
ついでに1デシリットルの用意も。これを使って今日は単位の換算の話をする。
単位自体に意味があることも、ほとんど忘れ去られている。
K(キロ)は1000倍の意味で、それを知っていれば1㎞が1000mは当たり前だ。
だって単位の意味が1mの1000倍なんだから。
H(ヘクト)は100倍、D(デシ)は0.1倍、C(センチ)は0.01倍。
1ℓの立方体を眺めながら、それが10×10×10=1000㎤を確認しよう。
その10分の1、高さが1センチの升が1㎗、100㎤。
小5の教科書の出だしが10、100、1000倍、0.1、0.01倍で始まるのは
この換算をする準備で、うまくできてますよ。
体積のタテ・ヨコ・高さの見方がよくわからなかった子も、これで復習できるし、
さらに次の小数×少数の準備にもなっている。
ゆっくりと、いろいろな角度から見て、何度も練習する。
大人からすると面倒くさいけれど、それが小学生の授業だ。

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