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育てる

暖かくなったからか、13期生のリサが6ヶ月の息子を抱いて遊びに来てくれた。
「家にいても退屈だし、散歩のついでに」
おうよ、いつでも遊びに来てくれ。
教室はOMソーラーでずっと換気されてて爽やかで暖かいし、加湿器も動いているぞ。
敷物の上に子供を寝かせて眺めてみる。ぴくぴくとよく動くね。
すぐに寝返ってうつぶせになるくせに、首を上げているのがしんどくなるのか、
またすぐに泣き出したりする。
手に触れるものは何でも引っかくし、私の服のすそを引っ張って口にくわえようとする。
赤ちゃんは見ていて飽きないし、やることなすことが面白いね。
康太や真子もこの頃から、そして今でも面白いもの。
「この子も先生に面倒見てもらいますからね」
「バカ言え!あと10年ほどは勘弁してもらえそうにないから頑張るけど、
 この子が来る頃にはへたばってるわ」
とりあえずはヒロキと共に「面白いなあ~♪」って育ててもらわないと。

子供も中学生にもなると「面白い」だけでは育たない。
中3の全員の成績表が出揃った。このクラスもあと1年でもう少し大人になってもらわないと困る。
身長はどうかな?
男の子は1年に10センチほど伸びるのも珍しくないけれど、女の子は伸びないねえ。
中学に入学してから2年で2センチしか伸びてない子が多い。
成績はと言うと・・・さほど勉強していなかった割には十分な成績だね。
たいていの女の子はほいほいと5を取っているし、チルリや真子なんてそればっか。
けれど評価と実力は必ずしも一致していないので、よく見てやらないといけない。
女子6人はそつがないけれど、3人の男子はすごく手がかかる。
カイラは「低空飛行」のままだったし、アキヒロは「急降下」している。
原因は意識の問題。
無意識に点数だけを気にしていると、つい面倒くさくなってサボってしまう。
「君はこの世にただひとりの存在。そのままの君でいいんだよ」
世の風潮に「その気」になっているところがある。
「この世にただ一人」なのはその通りだし、人権が守られるのも当然だ。
けれど「そのまま」で良いわけがない!大人に育ってもらわないと困るんだ。
何かを懸命に学ぶことで「学びそのもの」に気づかせないといけない。
さんざんそんな指導を繰り返して、けれど、二人とも変わり始めてはいる。
それは感じている。この1年で何とかまとめ上げたいものだ。
それ以上にバンバン叩いて来たソウタなんぞは・・・
おやあ?成績がすごくよくなっている。社会なんかは5もあるぞ。
変わり始めていたのはここにも書いていたけれど、反応が早いね。
数学はまだ苦手だけれど、この子は「学び」に気がつき始めている。
まだ力は弱いけれど、その方向性は実によい。
今までは手加減してぶっ叩いていたけれど、ここまでくれば本気で叩いていいね。
どの子にも育ってもらわなくてはならない。

子供はどんどん育っていくし、老いた者は去っていくこともある。
それはこの世の決まりごと。
午後は父を焼きに行って、きちんと見送ってくる。それも私の務めだ。

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