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定年後の生活

おやあ?小学生が登校準備をしている。おばあちゃんが孫の写真を取ってるう~♪
今日は中学の入学式だから、小学生はたぶん始業式だろうな。高校も始業式だ。
中学生は雨の入学式になったけれど、母ちゃんに連れられて「おっかな、びっくり」で門をくぐるんだろうな。
新年度が始まる。いいねえ、生命の躍動感があるよ。

先週よく晴れた日に、道でばったりと古い卓球仲間にあった。
もう70歳で、定年後10年になる。しばらくは週に2日ほど働いていたはずだが・・・
「もうまったく仕事はない。僕らは事務職だったので、その仕事は誰でも出来るんでね。
 だから僕のような老人は、もう誰も仕事の声をかけてくれないよ」
「どうしてるの?」
「仕事がないくせに身体は元気なんで・・・困るんだよねえ・・・・
 年金があるから食べてはいけるけれど、何もしないで1日中家にいると、 
 寝床に入るときに・・・どうしようもなく・・虚しいんだよねえ・・・」
「なるほど・・・」
「そこで考えた!同じように仕事なんかしてなかった幼いころに、何をしてたかな?って。
 ガキの頃って、外ですぐに遊びを見つけたよね?
 そうだ!子供の頃に帰ろう!って思った。まずは土いじり。
 小さな畑を借りて野菜を作ってるよ。
 そして今は『野鳥の会』にも入って、鳥を眺めているんだ。
 先輩達にいろいろ教わって鳥を観察すると、面白いよ~♪」

なるほど、「することがない」って言うのは、確かに虚しいんだろうなあ。
身体はまだ元気で働けるのに、仕事の声がかからない。
ただぼんやりとして過ごし、食べて寝るだけ・・・は、きついだろうね。
テレビで新潟に疎開した被災者の生活を紹介していた。
体育館でなすすべもなく暮らす人たちに、地元の業者が仕事を持ってきたのだ。
ボルトにナットを通して箱詰めする仕事だ。500個そろえると800円くれる。
比較的若い人は「もう1500個も詰めましたよ♪」と、生き生きしている。
老人たちも作業している。
「何もしないと虚しくてね。私らにこんな仕事をくれるなんて・・・
 生きる『励み』になりますよ」
そういって涙ぐんでいた。地元の業者さん、偉い!!

私のような「自営業」に定年はないけれど、今のような激しさでは、いつまでもは出来ない。
「退職後」を考えておいたほうがいいかもしれない。
「もう10年もしたら僕も『野鳥の会』に入るから、その時はいろいろ教えてね」
「河原さんがやっている仕事は他の人には出来ないから、そんなことは無いと思うけど、
 そうなったら任せとけ!
 今日みたいな日に外を歩き回ると、こんな『ヨロク」もあるしね」
手に持っていたコンビニ袋の中を見ると、「つくし」がたくさん入っていた。
「摘んできたんだ。醤油とみりんで炊くと、いいおかずになるんだよ」
子供のような笑顔で笑った。

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