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送り出すとき

昨日は高3の最終授業。授業と言っても過去問を解かせるだけだ。
工芸繊維大を受けるコウスケは自分で過去問を解きまくってるので
ケンタが受けたときの京大の問題を、ソウタには滋賀県立の問題だ。
コウスケはたぶんケンタよりも解いているだろう。
論理力・記述力共に申し分ない。物理・英語のバランスも良く視界良好だ。
ソウタも合格点には優に届く。ただし数学と物理だけだが。
語学が苦手なうえ、1月から生活がぐうたらに乱れていて、
関大では英語がほぼ0点みたいな感じで落とされたのだろう。
ありえない・・・30点も取れば楽勝だったろうに。
冬季オリンピックでは朝の競技と夜の競技があり、
それに合わせて選手は起床時間など生活リズムを整えるようだ。
受験生は当然朝方のリズムにしておくべきだ。そういい続けてきたんだけどねえ・・・
プレッシャーもあって乱れてしまったんだろうけど、ちくりと注意しておく。
いつものような雷鳴のごとき大声で怒鳴りつけることはない。最後の授業だから。
中3・高3の最後の授業では、私は生徒の顔を見ることができない。
数年間・・・精一杯育ててきたつもりでも、至らなかった思いだけが駆け巡ってしまう。
これをもっと強くやっておくべきだった・・・あれを叩き込んでおけばよかった・・・
自分がまるで取るに足らない、無能なアホにしか思えなくなってしまう。
18歳までで生徒が登る高さは様々だ。
それも個性だとはわかっていても、もう少し、もう少し・・・それが最後の想いだ。
もう何もしてやれない。けれど、本当の付き合いはこれから始まる。
進路先で出会う面白いこと・楽しいこと・疑問・悩み・・・
いつでも戻ってきて聞かせてくれないかなあ?
ウネやコウヤや、多くの先輩がそうだったように。
話を聞くことでせめてもの罪滅ぼしをしたく思う。
ただ、それは生徒には言えない。
目を伏せて「じゃあな、頑張ってこい」それを言うだけで精一杯だ。
22日に公立高校前期合格発表。25日は国立大前期入試だ。
至らなかった想いに身体をさいなまれながら、ただじっと待っている。

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