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一様・・・とは行かぬ

屋根の温度は81度。外気温37度。部屋の中には10数人の生徒・・・
外は暑いし、内も熱いぜい~~!
この夏の授業は毎日やるため、宿題は出せないが、手と頭を動かしまくることで
知識を生徒の身体の中に溶かし込むことが出来る。もちろんそれが狙いの授業だ。
タイムラグがない。
昨日のことだから生徒の様子は鮮明に覚えていて、実際には22時間後に今日の授業だが、
感覚的には連続してやっているようなものなのだ。
出来ないことは何度も繰り返してやる。
どうしても出来なければ別の問題に変えることもある。
なに、内容は同じ問題なのだが、少し説明を加えたり、気分が変わることで理解出来たりする。
私や生徒の思考エネルギーは、たぶん尋常ではない。
部外者が部屋にいれば、そのエネルギーに圧倒されて息苦しさを覚えるだろう。

そんな授業を25年も続けてきて、いつも新しい発見をする。
たかが数学の一つの単元の、さらに一つの理論を、どうしても理解できない子がいる。
真面目にやっているのに、どうしても腑に落とすことが出来ない。
それはその理論の勉強不足と言うことではなくて、全然別のものの理解不足から来ていることもあると思えてきた。
いったいどんなことの理解不足から?さあ、それは良くわからない。
国語や英語の「その一文」が理解できないせいかもしれない。
昨日見たテレビドラマの「そのシーン」が理解できないせいかもしれない。
子供は一様に、まあるく成長するのではない。
柔らかな布を頭からかぶって手を伸ばせば、そこだけつき出てくるだろう。
そういう風に「いびつに」成長するものだ。
しかしその「いびつ」も、数が多くなれば、全体として丸みを帯びてくる。
そうやってある程度全体が育たないと「そのこと」がわからないのではないか?
特に最近そのことを強く意識させられる。

だから今はそれがわからなくてもいいのか?というと、もちろんそうではない。
出来る限り理解に近付けておく。
そうするとそれも「一つの基礎」となって、他のことの理解を助けるかもしれない。
直線の方程式の「ここまでわかった」ことが、英語の「その文法」の理解を助けるかもしれない。
口うるさい母ちゃんの言うことなどわからなかったのに、突然わかるようになるかもしれない。
たぶん理解することとは、育つこととは、そういうことだと思えてきた。
そう思うとますます「この2時間の授業」をおろそかにはできない。
「くぬやろう~~~!」ビシバシと生徒を鍛え上げる毎日だ。

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