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元気になるメール

政治も相撲界でもそうだが、高校も「見た目」を気にせざるを得ない世の中だ。
偏差値40クラスの高校でも必ず「特別進学コース」を作り、
「最低でも神戸大学、それ以上を狙う」と言わなくては認めてもらえない。
・・・ま、悪いことではない。組織には建前は必要であり、個人の意見とは違うから。
それを勘違いするから相撲界では、当人もびっくりするほど騒動になってしまった。
組織は建前を掲げなくてはならないのだけど、もう少し本質にも迫りたい。
偏差値にかかわらず、生徒にはきちんと学ばせなくてはならない。
しかしそれは「神戸大以上を」と言い、ものすごいスピードで授業を進め、
問題プリントを山のようにやらせることなのだろうか?
現場教師は1~2ヶ月でつぶれていく生徒を目の当たりにする。
しかし組織の建前があるから、なかなか個人では動けない。
下手に動けば高校も相撲界と同じようになってしまう。
・・・ではあるけれど、やはりもう少し生徒を見つめてやりたいと思う。
偏差値40の子に、いきなり70の子以上のことをやらせようとしたって、無理だ。
まずは学びの概念を変えてやらなくてはならない。
中学までの勉強とは基本的に暗記だ。それでいい。
しかし高校からはその構造を探るという勉強になる。
それが高校生にはなかなかわからない。だから勉強方法もわからない。
「だからなお前、ここはこうだからだぞ、だからこう扱うんだ」
それは根気のいる作業だ。すぐに実感できるものではない。年単位の作業だ。
しかしそれをしなくてはいくらプリントをやらせても、暗記を推し進めるだけで、
高校以上の学びの本質は、ついにわからない。生徒はつぶれるばかりだ。
「偏差値70の子と同じ授業を」が建前。
しかしそれはすぐには無理だと、我々市民の方が気づかなくてはならない。
我々市民がその建前を掲げさせているのだから。
ウネやコウヤだけでなく、アキコもタカコもキャリアを積んでそれがわかるようになった。
現場で少しため息をつき、ときどき私にメールをくれる。
「うちもアホやったし、飲み会には呼んでや、発散するし」
そう、タカコも「アホファミリー」の一員だった。
そういうメールを見ると、なぜだか私は元気になれる。
そんなことが身にしみてわかるほど、懸命に働いているんだなあと。
タカコは1月なら時間が空くそうだ。ウネやコウヤと飲みたがっている。
これはもう元旦にでも飲み会をやるしかないのかね?ウネとコウヤ次第だ。
そんなことを考えるだけでも元気になれて、授業に力が入る。

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Re: 見せかけの願い

まさに片道切符の特攻隊ですね…命はとらなくても人生が変わってしまう…
> そこで、私は永遠のゼロの岡田くんのように、送り出さない教官してます 笑笑
> 真っ向勝負で組織を変えるのは厳しいので、せめて、担当しているこの子たちは嫌だと、ここへ行きたいと、言える子にこっそり育ててます。
> 冬季講習も、自由気ままにしてます。若い時はできなかったけど、手元にいる子たちを確実に育てて、いつか反撃してみます。笑笑
> こうやくん、うねくん、話したいですね!

そう、組織内とはいえ、現場には現場のやり方はあるしな。
29日にはウネだけでも呼ばないとなあ。

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