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無事これ名馬

密かにインフルエンザやノロウイルスがはやっている。
その子「ひとり」だけが休むのなら、もしそのテーマが重要で、
私にしか説明できなかったり、どうしても私が触っておきたいものなら、補講をする。
どの塾でもそれは「お金」に変わるのだろうが、私にはその発想がない。
私が補講をするのは、そのテーマを今入れておかないと、あとが困るからだ。
けれどうちの教室は小6から高3まで、7クラスある。
仮に一人ずつ休めば、7人が休むことになる。補講なんて出来ないね。
「お兄ちゃんに教わっとけ!」「クラスの○○のノートを見て、自分でやっとけ!」
ということもある。年に数回なら、1年間の「流れ」の中で対処できる。
一ヶ月に1回休まれると対処は難しくなり、毎月2回も休まれると半分休むことになり、
「育てられません。辞めてください」と退学を促すことになるだろう。
25年間でそれで退学にしたのはほとんどいないが、もしそうなれば退学にする。
だって責任が持てないもの。お金をもらうわけにもいかないもの。
逆に、叩かれても叩かれても、怒鳴られてまた怒鳴られても休まない奴もいる。
全学年だとそういうのがたくさんいるが、そういう子は確実に育つ。
中3のソウタなんかもその典型だが、2年前とは顔つきも、その能力もまったく違う。
やって来た頃は計算の四則が怪しく、「負の数?文字式・・・!!」
何も出来ず、呆然と黒板の前に「ただ立ちつくす」ばかりだった。それが・・・
中3の「式の展開」「因数分解」。
置換法だのクロス法だの、集大成と発展をバリバリ解き、整理できるようになっている。
「おのれ!キサマ!バカのままでいたいか?!許さんど!!」
そんなこんなを丸2年。その顔には、
「学ばなくてはならない。学びたい・・・」、そう書いてある。
適性検査の国語なんかも、まだ無理だけど、まだ出来ないけれど、
その解答には「懸命さ」がにじみ出ている。
そう、丸2年かかってこの子は「懸命さ」を理解し、覚えたのだと思う。
もちろんそれは「第一歩」だ。この1年も死ぬほど鍛えるけれど。
ほとんど休まなかったから、ここまでこれたのだろう。

今朝は8時に出てきたら、もうユウカがいた。何時から来ていたのだろう。
この春休みの午前中はクラブのユウスケは、毎日お昼から夜までフリースペースにいる。
ケンタは「先輩のケンタ」のように、お昼に来て、夜は何時に帰っているのだろう?
「継続は力なり」「無事これ名馬」・・・
本当にそうだ。けれどそれを実践するのは、そうたやすくはない。

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