FC2ブログ

復興は出来るのだろうか?

被災地の瓦礫撤去が始まった。復興への第一歩だ。
しかし「元の生活」に戻れるのかな?考えると気が遠くなりそうだ。
瓦礫と化した「餅工場」の前で立ちすくむ、69歳の工場長。
「・・・ええ、ええ、そのドラムが「アンコ」を作る機械でね・・・全部壊れてしまった。
 ずっとこの仕事で食べて来たんだけどね・・ハハ・・・ハハハ・・・
 もう、廃業ですよ・・・お金も・・・気力もないですよ・・・」
この工場長に聞くまでもなく、個人で復興できるレベルでないことだけは確かだ。
20年に渡る不況で、零細工場・企業、農業・漁業・畜産業などはひどくいじめられ、
かろうじて食べて来たと言える。余ったお金などない。
私達の生活はこの人たちによって支えられて来たというのに・・・・

政府は「復興費用に10兆円超」と言っているが、それって「瓦礫撤去代」だけ?
震災直後の新聞に20兆円超とも30兆円超とも書かれていた。
私は素人だが、新聞に書かれた方に納得する。
瓦礫を掃除して、家を建てたら「復興完了」じゃあないですよ。
原発事故で野菜が売れない、作れない農家は保証してあげないといけない。
船がないと魚の漁には出られませんよ。餌をもらえなかった牛は死んじゃうよ。
それらの費用を考えているのかな?
この人たちに元通り働いてもらわないと、この夏にも野菜や魚は不足しますよ。
もちろん我々はそれに不満を言わず、倹約して共に耐えなくてはならない。
全員が生き延びるためなら、少々税金が上がっても仕方ないと思う。
それも、5年・10年かかることを覚悟しなければならない。
「我々日本人は、敗戦の焼け野原からも立ち上がった」
と言うけれど、当時の日本人は元々貧乏で、耐えることが日常だった。
当時の「日本人」と今の「日本人」は「別人」かもしれない。

復興の道のりはたぶん、思っているより長い。
我々全員が「貧乏・足りなさ・そのための工夫」を思い出せば、復興はなされるだろう。
今回の災害は、ちょうど良い機会なのかもしれない。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR