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健康で賢く育てる ③

塾や予備校は「受からせてなんぼ」の商売だから、それはそれでいい。
昔はそういうことが許せなかったが、今ではそれも世の中だと納得できる。
しかし高校や大学に合格させて「はい、上がり」と、
教育が完成するかのような錯覚を与えてしまうのはいただけない。
賢さとは、教育とは何なのだ。有名校に合格して、ちょいと優越感に浸ることか?
言われるままに問題をこなし、暗記だけで合格し、その後はボロボロになり、
それでも行ける大学で4年間遊びとバイトに明け暮れる。
それには賢さも教育も、私は感じない。ガキはガキのまんまだ。
教育とは子供を大人に育てる行為だ。
賢さとは自分の至らなさを、どう修正するかを考えることだ。
そういうものに完成や上がりなどありえない。生涯続くものだ。
そのために18歳までの教育は、生涯続くものの土台を作るしかできない。
その土台ができれば高校までの教育の役目は終わる。
合格という資格がほしければ、その土台の上でどうするかを考え、
足りなければ「教育とは別のもの」として、塾や予備校を利用すればいいだろう。
この10年で私ははっきりとそう思うようになった。
以前よりもはっきりと生徒には厳しく接するようになった。
嫌がる国語を無理にでもやらせるし、宿題も少し増えた。
30年前はまだどこか「生徒に好かれる、いい教師になりたい」と思うところもあったが、
そんなものはすっかりなくなった。嫌うなら、憎まれるのなら、それでいい。
私をどう思おうと、お前は大人になる準備を急がねばならない。
そのことを頻繁に伝え続けるようになった。
遠山の言った「賢さ」も、間違いなく「合格する」ことではなかったであろう。
ようやく心底からそれがわかるようになった。
ウネやコウヤのように大人になったやつの話は楽しい。
昨日ふいに帰ってきた康太にボクシングや半導体、電池
京大メイクのスポーツカーの話を聞くのも、驚きと楽しさに溢れている。
そういう賢さの土台を作ろうと私はまだ頑張っているし、
18歳までの教育はそういうものだと確信もしている。
さあ、今日の授業だ。

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