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健康で賢く育てる ①

私が遠山拓とシュタイナーを「かじり始めた」のは、大学2年の頃だ。
勉強がさっぱりわからなくなり、中退して社会へ出ようかと迷っていた。
勉強はできるつもりでいた。わからなくなった原因が、その時はわからない。
今から思えば理由は簡単で、「方向性のずれ」だ。
中学時代あまり勉強せず、半年ほどの受験勉強でなんとか進学した私は、
「その方向で」高校からはしっかり勉強しようと決心していた。
人並み以上に時間はかけたと思う。しかし無意識な焦りがあった。
「早く賢くなりたい」という強迫観念に追われていたのだと思う。
数学では「解き方」を覚えるばかりで「なぜそうするのか」は考えもしない。
英語は猛烈塾へ行ったこともあり、多少はましでも、「語学」には思い至ってなかった。
だからか漢文(中国語)の文法が英語と同じと聞いてはいても、
その意味も分からず、今では笑えるくらいに、まるで読めなかった。
要は暗記だけを頑張っている、今の私が「全然だめだ!」という典型的な生徒だ。
そして大学で、これまた典型的につぶれてしまった。
よく勉強したつもりだったのに、なぜこうなったんだろう?
どこで、何を間違えたのだろう?それまでのことを振り返ったように思う。
そんな時にシュタイナーの「魂の教育」という言葉と、
遠山の「すべての子を、健康で賢く育てる」という言葉に感動し、
少しだけかじったのだ。まだたくさん文献を読んだわけではない。
勉強は幸いに、根本原理を理解しなくては一歩も進めなかったので、
必然的にそういう方向性になっていった。どうしようもなく叩き直されたのだ。
根本から創り上げる感覚は生まれて初めてであり、感動的ではあり、
「だから魂の教育だ、賢く育てるのだ」と思い込んだのだが、
その考えは話にならないくらいまだ浅く、「恋に恋する」ようなもので、
単に言葉に酔いしれていただけだった。

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