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所見

毎年夏の終わりにだけ全生徒の所見を書く。
すでにいくらかお礼の手紙もいただいたが、年に1度は申し訳なく少ない。
学校は学期ごとの成績表に書いてあるから年に3回。
本当はそれくらいの回数がいいんだろうけど、忙しさにかまけてこれで精一杯。
ある塾では毎回の授業での所見を売りにしているところもあるけど、
いったい何を書くのかな?毎週だとあまり変わりませんよ。
私の所見はその子の「人となり」の成長を書いているつもりだ。
そのままでいいのか、近い将来困りそうなのか、さらにその後をどうするのか。
子供の心の成長はゆっくりだから、しょっちゅうだと同じことしか書けない。
この夏の所見も、個々にはもう何を書いたか覚えていないけれど、
今教室に来られて聞かれても、同じことを応えると思う。
今のこの子はどういう状況なのだろう?成績よりも力があるのかないのか?
将来の展望はどういうものなのか?そのためには何を直し、何を持たせるのか?
私が思い描くその子の展望とは、どういう社会人になるのかということだ。
何に向いていて、何に向いていないのか。
そのためにはどういう高校へ行くのか、大学は必要なのかどうか?
将来の展望もなしに資格としての進学という発想は、私にはない。
教科の勉強に向かない子だっている。
教科の勉強が苦手で向かないなら、何をもってその子に学ばせればいいのか?
教科の勉強が嫌いだからって、学ぶことを放棄させてはならない。
何も考えず好きなことだけしていればいいと勘違いしているガキも多いが、
すぐに仕事にも困り、将来的な身内の問題にも対処できなくなるのではないか。
まともに仕事をしている人はどんな職業だって、お気楽そうに装ってる芸能人でも
日々死に物狂いで考え学んでるし、学校教師なんてありえない仕事量をこなしている。
農業なら考えずにできる?そんな奴はろくな作物も作れないし、続きもしない。
そんなことは普通の大人なら、誰でも知っていることじゃないか。
それを子供に強く言わなくなった。言えない時代になったのかも。
私だけでもそれを強く言おう。それが私の所見だ。

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