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祝杯

土曜の夕方6時、横山と「や起き」へ行く。ミツハ・リョウヘイのご両親に「お呼ばれ」だ。
店に入るともうお二人は座っていた。
さっそくビールを注文し、「無事高校進学」の祝杯を上げる。
ミツハもリョウヘイも受験が迫る中で、英語と理科は退学にしてやった。
「誰かが、何とかしてくれる」という甘ったれた考えがあったからだ。
「賭け」ではあったが、2人は自分で学ばざるを得なくなり、良く勉強するようになった。
どちらも本番では「過去最高得点」をたたき出し、志望校に合格する。
「学びの本質」を少しは理解したのだろう、最後の成績表は、数学“だけは”5であったらしい。
両親とも中学の教師であるが、特に父は「バカな中学生」など大嫌いであり、
1年目を筆頭に何度も「教師なんか辞めてやる!」と思われたようである。
いくつかの「実態」を聞くまでもなく、そのお気持はよくわかる。
ところが自分の子供が「大嫌いな中学生」になってしまったため、悩みは深かったのだ。
「もらった成績ほども出来ないのに、子供2人は『数学だけは』と踏みとどまっている。
 河原先生は大学を落とされた生徒に心を痛められてますが、結果ではないですよ。
 そこまで頑張れた。学び方を学べた。それだけですごいことだし、十分ですよ」
さすがにご両親とも「現場」が長く、そこで出来ること、出来ないこと、
特に「当然なすべきこと」がなされない現状には詳しく、
私がこの教室でやろうとしていること、やっていることを高く評価してくださる。
嬉しい。満足に出来てもいないのだが、私の姿勢を理解していただけるのは、とてもうれしい。
それだけで「とりあえずあと10年を目標に」頑張れる気がする。
学びの中で「点数では測れないもの」は多い。教育の「本質」はほとんどがそうだ。
しかし「点数に出来ない」ゆえ、私塾でも公教育でも、今は見向きもされない。
私には「当たり前」だが、フリースペースで静かに学ぶ・教室を生徒が自主管理するなどは、
塾でも学校でも「今時あり得ない」とお二人も横山も口をそろえて言う。
「当たり前のことが出来ない」原因は、様々が絡み合い、特定は出来ない。
そういうことがわかる方々に、私は支えられている。
いまだに「先生」などと呼ばれることに気恥かしさを感じるが、今日の授業も頑張ろう。

PS
お礼を言うのを忘れていた。祝杯の最中にビール4本を抱えたご婦人が・・・
「河原先生とお見受けしました。ここは飲んでいただかないと」
「え、え、え?」
「マミの叔母でございます」
ありがとうございました♪美味しくいただきましたあ~♪

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