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熟練すると

そりゃあ30年以上も同じことをやっていると、いろいろと慣れてくるもんですよ。
例えば時間配分。
当初は生徒が問題を解くのにどれくらいの時間がかかるか見当もつかないので、
時計を見ながら全部自分で解いてみた。ゆっくりと。
うちでは生徒は黒板で立って解くから。
『30分も立ってると疲れるだろうな。すると、ここらの問題に差し掛かると、
 いったん席に戻してこの例題を説明してみようか?休ませながら。
 再び黒板につけると・・・あいつは解くのが遅いからここをアドバイスして、
 この子はどんどん進むからこっちの問題もやらせて・・・』
そんなことをやっていると2時間の授業の予習に3日ほどかかったものだ。
手作り教材も多かったから、あれこれと何度も作り返したりね。
それがいつの間にか・・・・テーマや問題を見てすぐに時間もわかるようになった。
生徒がどういうミスをしやすいかもわかるので、どこに力を入れて説明するのか、
どういう教材や例題を用意すればいいかも、だいたいすぐにわかる。
もちろん今でも「予期しない生徒の反応」はあるとはいえ、
さすがに予習時間は大幅に短縮されている。
授業と同じ2時間か、やる内容によっては1時間で終わることもある。
それで暇になるかというと・・・なんで暇にならないのかなあ?
いつの間にか考えることが深まっていき、考える時間が増えたからだろうね。
30年以上も考え続け、やり続けていると、意識もしてないのに価値観が出来上がってくる。
私のように大した能力のない人間でも、それなりにやっていることの意味を考えたり、
存在理由を自分に問い続けるもんだからね。
毎日書くこのブログも、ウネがよく言う「河原節」がより強烈になっているのかも。
この間取材に来た人もそのことを言ってたけど、それは自分ではわからない。
何も気にせず書くから、そこに「節」があるのかどうかなんてわからないですよ。
ただ、確かに価値観は昔よりもはっきりしてきたし、より強烈になっていると思う。
明日は価値観の変遷について、少し振り返ってみることにしよう。

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