FC2ブログ

創るもの

赤ちゃんや幼児は見た目の愛らしさから天使のように思われるけど、
本当には本能や欲望のままにしか行動しない。
そういう面だけを見てしまうと、とてもかわいいとは言えない。面倒なだけだ。
そういう面倒な部分って、なくなるのだろうか?そうは思えない。
私は他の人と同様、自分のことはわかっているつもりでいる。
人の目にどう映ろうとも、私はそれほど頭はよくなく、意地っ張りで、鈍感で、
自分勝手なわがままで、とてもだらしない男だ。
思うに・・・子供のころからずっとそうで、それは何も変わらずに私の中に残っている。
よく、刑務所に叩き込まれずに済んでいるもんだ、くらいにも思える。
ただ、子供のころと違うのは、人に助けられ教えられ、鍛えてもらって、
それまでになかった「少し大人な自分」も、その隣にできてきたということだ。
そのおかげで他の人と一緒に暮らすことができるが、
だらしなさや鈍感さが消えたわけではない。
隣で育った「大人の部分」が抑制をかけてくれるので、それほど表面に出ないだけだ。
それは・・・私に限ったことではないようだ。卒業生を見ても同じだから。
ウネやコウヤは40代のおっさんで、タカコは看護師の鬼軍曹だが、
出会った頃の「ガキの部分」はそのままに残っている。
しかしその隣に創り上げた「大人の部分」がすごくて、
今では私なんかよりよほど立派な人間になっている。
そうさせるような「下地」をこさえるのが教育の目的だと思う。
成績だとか学歴などは「個人的な手段」であって、教育的な目標ではない。
そういう意識を強く持つと、数学を見る目やとらえ方もまた変わってくる。
「大人の部分」を自分の中に創るために、この問題を解いてみよう。
最近の授業ではそういう話ばかり。昨日の新中3にも強く言った。
下地が型を成し始めてきたこの子たちには響いたのだろうか?
どの子も「ありがとうございました、さようなら」の声が、
いつもより大きかったような気がする。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR