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喜び

集まった新小6は5人。
ヒナ、ヨシマサ、ユキタカ、ナゴミとヒナのお友達。この子はまだ「体験」だ。
「次の数は2・3・4・5・6・9のどれで割り切れるだろうか?
 まずは726。これは2・3・6で割り切れる」
割り算もしないのにそう言うと、皆不思議そうな顔をする。
「どんな数でもすぐわかるよ。ナゴミ、好きな数を言ってごらん」
「1110」
「それは2と3と5と6で割り切れる。4と9はダメ」
即座に言うと唖然としている。
「ふふふ、なに、1ヶ月もするとお前たち全員が出来るようになるよ」
一番びっくりしていたのは、そばで聞いていたお友達のお母さんだった。
たぶん、そのような「お話」で始まる授業だとは予想もしてなかったのだろう。
大人が聴いて、面白い話のはずだから。
「3の倍数同士を足しても引いても3の倍数だろうか?3の倍数を5倍しても3の倍数だろうか?」
一つ一つ「タイル図」にして目で眺めていく。それはすでに「証明」だ。
そんな作業を覗き込むと、女子3人は字も作図もきれいだ。きっと数学で困ることはなくなるはず。
ヨシマサはまっすぐな字が書けず、作図の配置もうまくいかない。
なるほど・・・これはかなり算数で困っているはずだ。これは直してやらないといけない。
ユキタカが遅れてやって来たところで、0から99までの数字を書いた用紙を渡す。
1人8枚ずつ。2から9までの倍数をそれぞれ丸をつけていく。
その丸は、それぞれにきれいな「模様」になって行く。
ヨシマサは九九を超えると困っている。
これは能力の問題ではなく、知識の整理の仕方を知らないだけだ。そこを鍛えてやろう。
他の子はものすごく速く処理をしていく。十分に賢い。
中1の授業はあがってしまったが、小6はいい授業が出来た。
迎えに来た母にヒナが授業内容を話したようだ。
「うわあ~、お母さんにもわからへん。家で教えて?」「うん!」
ふふふ、いい授業だった。

京都府立大はトモヒサとシュウジの2人が受けていたが、共に合格。
トモヒサのお母さんも教室に来られ、楽しく、そしてしみじみとお話した。
とてもいいお話を聞かせていただいたのだが、その内容は後日にしよう。
幸先のいい合格。とりあえずはほっとし、喜びに浸った。

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