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壁を越える難しさ

中3は毎週大量の国語の問題を渡し、解答付きで、これは自分でやらせる。
数学は嵯峨野こすもす・桃山自然科学・府立高校の3種類をやる。
2時間ではとても全部はできず、昨日は府立の過去問をやらせた。
嵯峨野や桃山の問題に比べれば「ひねり」が少ないので解きやすい。
皆ずいぶん解くし賢くなっているのだが・・・・すると私にはさらに欲が出てくる。
『40分の問題だぜ、30分で全部解けよ』 そんなことは絶対無理だけど・・・
『それ!最後の足し算を間違ってるじゃないか!この・・ドアホウ!』
思わず顔面パンチが炸裂する。そりゃあね、1点でも多く取らせたいから、私は焦りますよ。
けれど・・・これで精一杯と言うのが正しい評価だろう。
数学においてもこの子たちは十分に中学生のトップランカーになっている。
私が欲をかいてるだけ。ここまで来たのなら、もう少し・・・・
これが生徒にとっての壁なんだろうね。
「あと少し」も本当なんだけど、それを越えるのには思う以上に時間と練習が必要だ。
それは卓球も同じ。
ボールタッチのセンスは抜群なカリンだが、『ボールそのものの威力を増したい』
そう思ってたくさん練習や試合を繰り返し、2年経っても威力は増さず、
本人もやけになるし、指導者もこれ以上何をやらせていいかもわからず、
じっと耐える時間ばかりが過ぎていく。
そしてある日、ふっ・・と威力の増しているのを感じる。何がよかったのかはわからない。
たぶん全部が必要でよかったのだろうけど、はっきり言えるのは、時間がかかるということだ。
数学も全く同じ。
この子たちが高校になってもここで数学を続けてくれて、
『いつまで経っても鈍くさいのう、このボケ!』なんて思い続けて、
やはりある日ふと『おや?ずいぶん深く、鋭くなってる』なんて気づくのだろう。
そういう生徒ばかりをたくさん見てきたのに、その時点では焦るばかりだ。
たぶん・・・焦ってないと、もっと時間がかかるのかもしれない。
中3の数学はあと4回で終了。焦りの授業を続けておこう。

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