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頑張れた!

去年の6月半ばから9月まで、黄檗中の体育館は耐震工事で使えなかった。
部員たちは狭いホールで練習するしかなく、土曜の練習もできなかった。
練習を再開してみると、部員の足が見事に止まっていて、手だけで打っている。
宇治市の新人戦ではカリン・サキ・フユカ以外は誰も勝てず、
市外の団体戦ではライバル男山二中に1-3で敗れ、
シングルスではサキまでが二中の2番手に1回戦で負かされ大泣きする始末。
この状態では「勝つための技術」などできず、動かせることしかできなかった。
足が動かないということは、身体を効率よく使うということもできず、
ボールをラケットで「さわる」打ち方しかできない。
サーブ・レシーブ・ツッツキ・ブロック・3球目攻撃など、やりたい練習には目をつむり、
4か月間フットワークの練習ばかり。12月に入る頃、ようやく動き始めたのがわかった。
部員もボールを強くさわれるようになったことがわかり、意欲も出始めていた。
まだそこまでしか練習できていないが、全国選抜団体予選を迎える。
優勝チームだけが全国へ行く。トーナメントは抽選で決められ、
幸か不幸か黄檗中は1回戦から優勝を狙うチームばかりとやることになった。
最初の3試合を激戦ながらも勝ち抜き、さらに準決勝は男山二中。
事実上の決勝戦。先の大会では負かされ、現時点でも向こうが力は上か。
ダブルスは二組が交互に使われていたが、モモが顧問にうったえた。
「私とハヤシを使ってください。私たちはまだ弱いけれど、気持ちだけは
 この試合に勝とうと思って練習してきました。勝てるかわからないけれど私たちを使ってください」
サキもうったえた。
「ラストにアカガワさんが来ます。私をラストにしてください。戦わせてください」
トップはフユカを相手エースにぶつけた。もちろん勝つつもりで。
しかし相手も頑張り激戦の末敗れた。次も4番手対決に敗れあとが無くなった。
そこからダブルスが頑張る。フットワーク練習をしながら、
「このボールは打て!もっと強く打て!打てないとまた負ける。
 お前たちダブルスが負けると、団体戦も勝てないんだ、もっと強く打て!」
モモとハヤシは精一杯動き、しっかり強く打ち、3-1で勝った。
4番は他の部員が嫌がる相手をカリンが吹っ飛ばし、ラストのサキへ。
サキは楽しんでいた。先に負かされた相手に思い切りぶつかっていき、
しっかりした強さを見せ勝ち、団体も逆転勝利!
決勝は勢いで3-0で勝ち、全国出場を決めた。私はすっかり声が枯れた。
昨日は高2以下のシングルスにカリンが出場し、
インターハイに出場する強豪らを激戦の連続で下し、歓喜の初優勝。
どの子も私の予想を上回る頑張りで最高の結果を見せてくれた。
私ののどがガラガラになることなど、安いものだった。
生徒たちに感謝する。素晴らしい戦いを見せてくれて、ありがとう。

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