FC2ブログ

ボン・クラージュ

ずいぶん昔「王様のレストラン」というテレビドラマの主題歌で、
フランス語で「がんばれ!」と言うような意味らしい。
ワクワクするような曲で、確かに頑張る気になってくる。
中3の最終模試はほとんどの子が過去最高偏差値をたたき出した。
最初のころはE判定だった憧れ校が、ボーダーかそれ以上になった。
5教科で10人の平均偏差値が60を越えたのだから、すごい、すごい。
「どこの塾へ行っても、アホはアホのまんまや。
 だからシュタイナー教室は最初からできる奴ばっかりなんやろう」
どう思っても勝手だが、うちの生徒を侮辱してもらいたくない。
勉強しようと思うけれど、さて?何を勉強すればいいのだろう?
何時間座っても、何日たってもそれがまだわからない。それを経験したことありますか?
何週間も「ただそこにある」だけだった問題集を、いつしか開くようになり、
全然解けないし覚えられもしないけど、一ヶ月もそうしていると、
いつの間にか解き始めていて、少し覚え始めている自分がいた。
少しも点数は取れない半年だったけど、とにかく勉強は続けた。
気が付けば最後の偏差値は60を越えた・・・。
そういう勉強をしたことがあるんですか?勉強するってそういうことだと知ってますか?
うちの子たちは全員、私に怒鳴られながら、ひたすらわからないことに向かい続けたのですよ。
ちょっとビデオの解説を聞いただけで「アカン、俺アホやし」と言うのは簡単ですね。
うちの子がやるような学びは、誰にでもできますよ。
それもやらずに「最初から賢い」なんて、侮辱しないでください。
それだけしたって堀川高校とか、神戸大学だとか、有名校を受けられるわけじゃない。
けれど、けれど・・・モエもケイジもアキトも、精一杯「少しだけ賢くなりたい」と、
よくわからないことの前に座り続けてきたのですよ。
そしてようやく「ここへ行けたらなあ」という学校に手が届くようになったんですよ。
ヒカルは康太と同じ得点率だったから、予想通り-10点。
リュウタとユウイチも同じ得点だったから、憧れ大には-8点。
ヒカルは語学力が優れ、数学を国語のように扱う。
それも最初はうまくいかずひどい得点だったけど、自在にさわるようになった。
リュウタとユウイチにはまだ穴があるとはいえ、2次の力は負けない。
どの子も第一志望に願書を出す。
卓球部の中学生たちも同じ。試合で負かされて泣いたのは去年の秋。
悔しくて悔しくて、泣く思いで辛い練習を繰り返してきた。
勝てるかどうかはわからない。けれど、少しは強くなった、少しは賢くなった自分を感じる。
試合は明日。公立校前期試験は2月半ば。国立大は2月末が前期試験。
もう私がしてやれることは何もない。
この子たちを誇りに思い、声援するだけだ。ボン・クラージュ!

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR