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本人にはわからない才能 ④

卓球の「技術指導」でよき指導者が付くと違いが出るのかというと、それは全然違う。
はったりだけで素人をごまかしてるだけの指導者なら別だが、
きちんとした指導者がついていれば、試合会場で少し見るだけでそれとわかる。
身体の力を効率よく使えるフォームになっているし、バランスがいい。
才能を持つ子は最初からそれができるか、少なくとも少しのアドバイスでできるようになる。
ほとんど勝手にできるようになるし、指導者の差はほとんど出ない。
差が出るのは才能を持たない子の指導だ。それはものすごく時間がかかる。
自分の身体がどう動いているかイメージできないし、人のまねをすることも下手だ。
才能のある子って人まねも上手ですよ。いいものをまねて、すぐに自分のものにできる。
下手な子はそれができないから、一つ一つ手足を取って練習を繰り返すしかない。
才能のある子の何倍、何十倍もの時間がかかる。そこに指導の差が出る。
指導者があきらめてしまえば成長はない。根気は指導者にこそ必要だ。
なぜこれができないのだろう?肘が開きすぎかな?膝の角度が悪いのかな?
そういう全体のバランスを見ての部分的な修正が私の持ち味だ。
他の指導者が何度言ってもうまくいかず、頭を掻きむしっていて、
私が出て行ってちょっと言うと突然できるようになり、「今、どうやったの?」
と聞かれることは昔からよくあった。肘の位置を少し変えただけなんだけどね。
そういう初期の指導時間には選手の才能によって差があるが、
それもある程度できるようになると、才能にかかわらずどの子も壁にぶち当たる。
心ある指導者は誰もが頭を掻きむしるはずだ。
もう基本技術はある程度できる。なのに試合に勝てない。難しい・・・・
技術の問題なら技術指導で直せる。しかし頂点レベルでは心の在り方が問われる。
簡単に心の問題を言うのは好きではないし、正しくもない。
明らかに技術不足なのに「お前は根性が足りない、気持ちの持ち方が悪い!」
などというのは指導者の怠慢であり、力不足だ。今も昔もよく見るけれど。
ただ、本当に技術ではなく心の問題という時期は必ず来る。
中学生でそれは基本的にない。まだ技術の問題途中だから。
高校を卒業するころからかな?その問題に直面するのは。
それがわかっていれば、中学の技術指導の時から少しずつそれも織り込んでいく。
私が数学でもやっているのはまさしくそれだが、それは明日にしよう。

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