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本人にはわからない才能 ③

4人の1年生のうち一人は才能が認められたが、他の3人はどうすればいいのだろう?
卓球などやっても無駄なのだろうか?
同級生や一つ下にはカリンに匹敵する強豪がいるので、
どんなに頑張っても中学時代に京都チャンピオンにはなれない。
「あと2年でチャンピオンになれないと無駄」と考えるなら、確かに無駄だ。
けれどそれは「有名高校に入れなかったら勉強など無駄」というのと同じで、
勉強もスポーツもそんなに単純なものではない。
単純に考えれば無駄になるのだろうが、現実は単純ではない。
「身体を効率的に、バランスよく動かせる」は確かに魅力のある才能だが、才能とはそれ一つではない。
うまく打てなくてもブロックがうまいかもしれない。
それなら相手のモーションをよく見て、ボールのコースを予測して全部ブロックする。
たいてい勝てないまでも、それで善戦できるし、時々強豪に勝てることもある。
まさにそれだけでオリンピック代表になった子に私は携わったし、
カリンも基本的にはボールタッチとブロックの良さしかもっていない。
身体的には何の才能もなく、「好きで続ける」才能しか持たず、
菟道から京大で卓球を続け、京都社会人新人戦で初めて優勝したのはアキトの兄だ。
才能とは多岐にわたる。それがいつ開花するかなど、本人にも指導者にもわからない。
はっきりわかるのは、探し求め続けなくては決して開花しないということだけだ。
偏差値に多少の違いがあっても、授業には差がない。
どの高校へ進もうとも、探し求める姿勢がなければ開花などしない。
最小努力で最大報酬・・・など、開花しない筆頭姿勢だ。
「何で勝てないのかな?次はこうしてみようか?」
それが続けられればきっと花は咲くし、それが生きていく上で大切な姿勢だと思う。
勉強でも卓球でも、それだけを伝えていこうと思っている。

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