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江(ごう)

NHKなんてほとんど見ない。大河ドラマも見たことがなかった。
日本史大好きで、市役所前の「本能寺」に遊んだことのある康太が見つけた。
「あれ?今度の大河ドラマ、信長のことやるみたいやで」
実際には信長の姪(妹の娘)が主人公なのだが、見てみると、これが面白い!
歴史的事実とされるものをうまく入れてあるし、お笑いも涙もある。
俳優陣がすごいし、主人公の江が・・・可愛い~~~♪
なんて目がでっかいんだ。普通っぽさ(普通じゃないけど)がいいんだよねえ。
本能寺で信長が光秀にうち取られると、たいていその一族も皆殺しとなる。
そりゃあ逃げないと危ないわね。
江の母や姉達も逃げ出すのだが、ひとり信長に会いに行っていた江は光秀の兵に捕らわれる。
縛られた江が城で光秀と対峙する(ほんまかいな?)
「その方の縄を解いて差し上げろ」
「は?しかし光秀さま、こ奴はまたとない人質ですぞ!」
「この姫様は、親方様(信長)の姪御様なるぞ、縄を解けい!」
縄を解かれた江が光秀に聞く。
「あれほど慕っておられたのに、なぜ伯父様を殺したのですか?」
「・・・わかりませぬ・・・」
「天下がほしいのですか?」
「それも・・・わかりませぬ・・・・」
光秀はその領土を信長に取られたりして、苦しめられたことも事実らしい。
光秀はそれが「天下太平」のための信長の手段であることはわかっていたし、
信長は家来に「わしのあとを継ぐのは、光秀ただ一人」と言っていたのも知る。
それでも信長を殺さざるを得なかった。
「なぜそうなってしまったのか・・・・」
う、うまいわあ。そういうことって、ありますよ。歳を取って来ると、すごくわかる。
逃がされた江は母や姉達のもとへ帰る。付き人のばあや達の変わらぬ顔を見、抱きつく。
「おお、おお・・そなたたちも無事であったか、おお、おお・・
 江はもう、誰にも死んでほしくありません・・・」
そう言って泣く江に、不覚にも、もらい泣きしてしまった。
きっと人は「チェインジ」など望んではいないのだ。
「今」が永遠に続いてくれる方がいい。変わるにしても「ごくゆっくり」変わってほしいものだ。
私はそう思う。
さほど儲かりもしないこの教室だが、毎週通う顔があり、変わらぬ座敷童子達もいる。
皆が懸命に学ぶ、この教室が誰よりも好きだ。「今」が永遠に続いてほしい。
江の涙につられ、そんなことを思ってしまった。

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