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日曜日の風景

日曜なんて授業もないのだから放ったらかしにすればいいのだが、たいてい朝一番に顔を出す。
冬場は空気が乾燥するので、加湿器の調整や換気扇の確認などが必要だから。
国立大入試直前の高3は、家の遠い奴ほど確実に毎日やって来る。
笠取からやって来るタカシは、中学の送迎バスに便乗すれば8時半頃。
宇治田原のトモヒサは、バスと電車を乗り継いで10時頃。
その頃にはマミやユキがフリースペースの「定位置」に座っているし、
宇治からやって来るタイチは、2階の部屋が空いていれば2階に、
空いていなければフリースペースに座る。
何しろケンタが2階の数学部屋を「自分の書斎」にしているし、
タカシも英語の部屋をとってしまうので、なかなか空かないのだ。
トモヒサが「立命館、受かりましたけど、手付も打たなくていいですか?」
別にいいけど・・・前期試験で「万が一」があったら浪人だぞ?
よほど「確たるもの」がないと浪人は避けた方がいい。
卓球関係の生徒にも多いのだけど、なかなか伸びませんよ。
予備校って勉強する場ではあるけれど、勉強するように「育てて」はくれないとこです。
宣伝を見ていると誰もが東大・京大に行くようだけど、まったくの嘘です。
浪人して伸びるのは昔からせいぜい2~3割。
あとの3割が「現状維持」で精一杯で、残りは成績が落ちるものだ。
そんな「現実」など、たいていの人が知らないようだね。

イツローとシュウヘイもフリースペースに「自分の書斎」を作っているし、
2年生のケンタも2年生では真っ先に「ケンタコーナー」を作っている。
おやあ?あの丸っこい身体は?・・・中2のカイラがいる!
期末試験が近いとはいえ、最近良く見かける。ようやく本気で勉強する気になったかな?
フリースペースにはもう座る場所がなく、中1のコウタは大教室で勉強している。
どうせならカイラもコウタも「この問題の解き方、これでええんか?」って、
そこにいる高校生の誰にでも聞けばいいのだが、まだそこまでの度胸はない。
たいていやって来るユウキはそうやって聞いて嵯峨野に入ったけどねえ。

どこも満員だけど、聞こえるのは加湿器の鈍い音だけ。
時々コンビニ弁当を温めたり、お湯を沸かしてカップめんを食べている。
ゴミは教室のごみ箱には捨ててはならない。コンビニのゴミ箱に捨てる。
生徒自らが管理している。それが出来ないなら使わせないから。
それが教室の、日曜日の普通の風景だ。

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