FC2ブログ

やめてられない

30年前は無限に続くと思われた教師生活も、
60を越えると「それほど長くはない」ということを考えるようになる。
なんとしても今のうちにやっておかなくてはならない仕事がある。
今日は中3の授業。先週台風でできなかったのは痛い。
どこかで2~3回授業を増やしたいが、すぐに中間テストだ。
受験も近いが、だからこそ教科との向き合い方や方向性を間違わないようにしたい。
中3で知性を完成させることなどできない。そもそもそれは人生全部で作るものだ。
ただ、とらえ方を間違えば伸び悩んだり、考えられなくなることが多い。
「どこまでも伸ばせる基本」はあるように思う。中学生に教師ができることはそれしかない。
30年前に問い合わせの電話でそういうことを言うと「しょ~もな!」と切られたことがある。
「成績上げるとか、受からせるとか言えへんのかい」というわけだ。
受験に負けさせる気もないし、成績を上げようとも思っている。
けれどそれは「知性の幹」とでもいうべきものを太らせることによってだ。
しかし当時も今も「細くても、効率よく伸ばす」ことが「いいこと」だと思われている。
そう言う塾も、本当にはそんなことできないし、やっても意味がないことは知っているはずだ。
けれどそれを言わないと生徒が来ないから仕方ないのだろう。
けれど、それを全く言わず、やらなくても、中3のクラスは元気にやってきてくれる。
まだ頭では理解できずとも、本能的に「この方向だ」とわかってきているのだ。
すると「点数にならない部分」も「点数になる部分」も、すごく伸びてきた。
とりあえず受験にも負けないけれど、それは通過点に過ぎない。
高校でもさらに鍛えておきたいと思っている。
そんなに長くはない教師生命だが、やめてはいられない。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR