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うるさく言う

高1は三角比の終盤で、正弦・余弦定理、面積公式がすべて出そろった。
マミは式をうまくまとめられず、カンナに聞きながら悪戦苦闘している。
そう、この単元では今までやってきた文字式の因数分解、分数式、
方程式、不等式など全部の要素が出てくる。
余弦定理なんか三角形の辺の長さa、b、c全部が出てきて、
それが2乗や4乗になって、しかも文数式になったりしている。
高校で数学ができなくなる子って、公式を覚えられないのではなく、
そういう文字式が扱えなくなる子がほとんどだ。
0×3=0 だけど(まあ、3になる子も多いが・・・)、A×B=0 のとき、
それが同じでA=0 またはB=0 という意味がわからなくなる。
これは簡単な例だけど、数学の成績は5のカンナやシュンヤでも、
そういう基礎理論をその都度、何度でも指摘してやらないとふらついてしまう。
慣れてしまえば文字のほうが楽なんだけどね。
23×17だと計算しなくちゃあならないけど、AとBをかけるのはABでおしまいだ。
これは慣れの問題であって、慣れるには・・聞くだけではだめで、
実際に自分の手で書いて、いくつも計算しなくてはならない。
でも・・・高校でも大学でも同じだけど、入学すると世界が広がり、
楽しいのとホッとするのとで、ついそうゆう手間をかけなくなる。
すると・・・高2になるころにはすっかり文字式が扱えなくなり、意味がわからなくなる。
恐ろしいのは・・・そうなるともう、基本的に直らない。
数学のない世界で生きていってもらうしかなくなる。
まあ、それでもいいんだけど、数学もわかるほうが、楽しいことを見つけやすくなりますよ。
だから高1のこの時期、私ははっきりと以前よりガミガミと口うるさくなっている。
今慣れさせておかないと、もうできないのだ。
我慢して、我慢して繰り返させ、今の3年生なんか「どれだけ息を止められるか」
みたいな2年間を過ごし、それでも受験年度には焦りと恐怖を感じてしまう。
私が高2からは新たな生徒を取らなくなるのは、そういうことがあるからだ。
ごめんね、もう・・・直してやる時間がないんだよ・・・よそのいい塾で頑張ってね・・・
将来を見据えながら今やるべき課題をやらせるから「なにやっとんじゃ、おどれ!」
高1にはさんざんうるさく言っている。

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